ライオンズマンション経堂第5

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション経堂第5


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区経堂2-31-20


建築年月

1980年 6月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

17戸


新築分譲主

大京


施工会社

練馬建設


専有面積

23.73m2 〜 67.01m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


大京ライオンズマンションの王道たる外観

 ライオンズマンション経堂第5を分譲したのは、言わずと知れたマンションデベロッパー界の雄・大京。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)は昭和40年代の吹付スタイルの外観から脱却し、このレンガ風タイル張りの、リノベ業界で言うところの「俺たちのライマン」が定着しました。

 平成ふたケタ年以降、ライマンの外壁はシックな色合いのタイル張りに移行しただけに、この昭和50年代のレンガ風ライマンは中古マンション史におけるノスタルジーを感じずにはいられない王道たる装いで、私は好きですね。

商店街に並び立つ微妙な立地

 経堂駅北口の交差点を抜けると、多くのお買い物客で賑わう「すずらん通り商店街」が北西方向に延びています。
 古き良き昔ながらの商店から今どきの隠れ家チックな飲食店など、新旧が入り乱れるすずらん通り商店街を歩くこと体感10分、ひょっとしたらうっかり通り過ぎてしまうくらい、周囲に調和した雰囲気のライマン経堂第5がひっそりと佇んでいます。

 ついでながらすぐ近くに経堂小学校もあるため、閑静というより賑やかな環境であり、人によっては好き嫌いがわかれますね。

眺望の良さは自身の脚で掴むもの

 ライマン経堂第5の住戸は専有面積が50㎡を下回るタイプが多く、広さ的には3人家族までが精一杯かもしれません。
 さらにマンションの周りは戸建などで囲まれているため、実際に眺望が抜けるのは4階以上の住戸と思われます。

 ただしライマン経堂第5にはエレベーターがついておらず(通称:エレなし)、眺望が期待できる住戸にたどり着くまで階段を上らなければなりません。
 このエレなしはメリットよりもデメリットが大きく、自身が高齢になったときに住み続けられるか常に不安が付きまとううえ、4階以上の住戸は売却・賃貸ともに苦戦は必至です。

 いっぽうでエレなしのメリットとしては、ライマン経堂第5は機械式駐車場の設置がないことも含めると、共用部分の維持修繕はローコストで運営できます(ちなみに、エレベーターと機械式駐車場はカネ喰い虫のツートップ)。

 総じてライマン経堂第5は永住には向かないマンションとも言え、将来的には買い替えや賃貸で運用するなどの選択肢を視野に、購入検討するのが吉でしょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。