ライオンズガーデン世田谷経堂

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズガーデン世田谷経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩12分


所在地

世田谷区桜上水1-21-7


建築年月

1998年 2月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付6階建


総戸数

24戸


新築分譲主

大京


施工会社

東洋建設


専有面積

57.00m2 〜 78.06m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


「ライマンより上」感が強いライオンズガーデン

 ライオンズガーデン世田谷経堂は1998年にマンションデベロッパーの雄・大京によって分譲された、6階建のマンションです。
 ライオンズといえば大京、大京と言えばライオンズというほどに切っても切り離せない両者ですが、周辺に公園などの緑が身近な立地のマンションに関してはライオンズマンション(通称:ライマン)ではなく、ライオンズガーデンと名付けている印象ですね。
 しかしこのライオンズガーデン世田谷経堂は何をもってガーデンとしたのかは、いまいちよくわかりません。

 そんなライオンズガーデン世田谷経堂の外壁はライトグレー色のタイルを全面に纏い、シックで大人びたフォルムが特徴的です。
 石貼りデザインの外壁と瀟洒な雰囲気のエントランス扉からは、「ガーデンはマンションより上」感が強くにじみ出ていますね。

ずっと商店街を歩く駅からのアプローチ

 ライオンズガーデン世田谷経堂は最寄駅の経堂から微妙に離れた徒歩12分ほどの立地にあります。
 ただ、駅からはずっと「すずらん通り商店街」を歩くため、買い物やグルメが楽しめますし、暗い時間帯の女性や子どものひとり歩きも比較的に安心できることでしょう。

 食料品の買い物は赤堤通り沿いにあったヨークマート桜上水店が閉店してしまい、買い物難民化しているのは否めないところですかね。
 しかしその代わりといっては何ですが、コンビニや牛丼屋さんが近いので夜型生活の人にとっては便利なことこの上ありません。

懸念される機械式駐車場の空き区画問題

 ライオンズガーデン世田谷経堂の住戸は専有面積が60㎡台をメインとする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 間取りをザッと眺めてみると、いわゆる”田”の字のオーソドックスで使いやすそうな3LDKが目立ち、万人受けしそうですね。
 ただし60㎡タイプの3LDKは一般に少し窮屈なため、居室やリビングダイニングはきっと現地で「思ったより狭い」と認識することでしょう。

 そして住戸は南向きと西向きにわかれていて、いずれも道路に面しているため陽当りや眺望は良さそうな印象です。
 ただ、赤堤通りが近い立地なので共用廊下側の居室にいると、クルマやバイクの騒音が気になる人も出てくるかもしれませんね。

 そして何よりライオンズガーデン世田谷経堂で懸念されるのは、駐車場の空き区画の多さです。
 機械式駐車場の空き区画は8区画(2024年6月現在)に上り、この先満車になる可能性はゼロに近いでしょう。
 駐車場の空き区画があると管理組合の使用料収入が減るため、結果的に管理費の値上げ圧力となりますし、機械式駐車場はエレベーターと並んで改修コストが高くつく「マンションのカネ喰い虫」といわれますので、軽視できない問題といえそうですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。