




Overview
マンション概要
マンション名
経堂ペアシティ
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩9分
小田急線「経堂」駅 徒歩12分
所在地
世田谷区経堂4-26-14
建築年月
1973年 8月
構造
鉄筋コンクリート造6階建
総戸数
25戸
新築分譲主
東高ハウス
施工会社
松井建設
専有面積
37.28m2 〜 68.64m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
ヴィンテージ化前の黎明期、経堂ペアシティ
経堂ペアシティは1973年に東高ハウスによって分譲された、6階建のマンションです。
同社のペアシティといえば、東京都心のヴィンテージマンションの代名詞的存在で知られますが、この頃のペアシティはヴィンテージの欠片もない、まさにペアシティの黎明期だったのでしょうか。
ちなみに平成バブル景気のころに世田谷で販売された「東高ペアシティ世田谷赤堤」「成城ペアシティ三船」などは、ヴィンテージ化しています(たぶん)。
そんな経堂ペアシティの外壁は赤レンガ調タイルと肌色っぽい塗装の吹付スタイルがバランスよくデザインされていて、随所に昭和チックなお洒落さを感じます。
あと、これはやむを得ないんですが、修繕のたびに補修されたタイルの色が変わってしまい、外壁がまだら模様なのが気になりますね。


緑道至近で青空と緑が身近な暮らし
経堂ペアシティは建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域(通称:一低)内にあり、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できます。
また、北側道路を挟んで烏山川緑道があるため、趣味の散歩やジョギングなどに持って来いの立地といえそう。
食料品の買い物は千歳船橋駅周辺のスーパーやライフ経堂店が徒歩10分以内で利用できて、可もなく不可もない感じでしょうか。
ところで本来は4階建がマックスの高さの一低に、なぜ6階建の経堂ペアシティが存在しているのか不思議じゃありませんか?…気になる方はお問い合わせください。
築後半世紀が経過したが、まずまずの修繕状況
経堂ペアシティの住戸は専有面積が30㎡台から60㎡台の、ややコンパクト気味の間取りで構成されています。
時代ゆえなんでしょうけど、ファミリーが暮らすにはやや手狭なサイズ感の住戸が多く、マンションの立地と現代の需要とがミスマッチな感じがしないでもないですね。
住戸はすべて南向きであり、バルコニーの先は一低ならではの低層戸建などが建ち並んでいるため、陽当りや眺望はかなり良いことでしょう。
新築されてから半世紀を超えた経堂ペアシティですが、定期的な修繕工事を実施していて、外観はきれいな状態が保たれています。
毎月の修繕積立金の平米単価は343円(2025年3月現在)とまずまずの水準であり、ここから大幅に引き上げることがなさそうなのは安心材料ですね。
ただ、マンションは旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)で建築されているため、震災に対する不安は拭えません。
さらに道路面と1階エントランスとは高低差があって、けっこう急な階段を上らなければならず、バリアフリー的に優しくないところもチェックしておきましょう。
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