




Overview
マンション概要
マンション名
D’グランセ世田谷テヴィエ
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩7分
所在地
世田谷区船橋3-4-15
建築年月
2003年 3月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付3階建
総戸数
31戸
新築分譲主
大和ハウス工業
施工会社
日本鋪道
専有面積
64.66m2 〜 118.96m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★★☆☆
昭和の名俳優を称えるD’グランセ世田谷テヴィエ
D’グランセ世田谷テヴィエは2003年に大和ハウス工業によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
同社のマンションといえば頭文字に大和の「D’」を付けハイグレードのグランセ、大規模マンション系をグラフォート、都心部ではクラディア、郊外型ファミリー向けにレスティアの4ブランドを展開しています。
そしてテヴィエとは、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主役テヴィエのことを指しています。
この地はもともと昭和の名俳優・森繁久彌さんの邸宅跡地であり、大和ハウス工業は生前19年もの長きにわたりテヴィエを演じた森繁さんの功績を称えて、マンション名にテヴィエを添えました。
そんなD’グランセ世田谷テヴィエの外壁はホワイト色の小さめスクエア型タイルが全面に貼られ、住宅街のなかスッキリ爽やかな装いが印象的です。
春の季節にはホワイトタイルを背景に、マンション敷地内に咲き誇る桜の花がとてもきれいですよ。


奥行きがあってプライバシー性が高い
D’グランセ世田谷テヴィエは最寄駅の千歳船橋から徒歩7分ほどの距離にありながら、建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域(通称:一低)内の閑静な住宅街に立地しています。
マンションは道路面からやや高台に位置し、さらに奥行きがあることから、全貌を窺い知ることができないほどにプライバシー性が高いですね。
食料品の買い物は千歳船橋駅周辺の複数のスーパーが利用できますので、特段の不便さを感じることはなさそう。
そして何より烏山川緑道まで歩いて1分かからない立地のため、趣味の散歩やジョギングに持って来いの立地といえそうですね。
全31戸に計5基のエレベーターはオーバースペック?
D’グランセ世田谷テヴィエの住戸は専有面積が70㎡台と80㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
マンションは中庭を囲むようなアルファベットの”U”の字の形状をしていて、住戸は南・北両面開口若しくは東・西両面開口のどちらかにわかれているようです。
それだけD’グランセ世田谷テヴィエの開口部を確保できるのは、全31戸の規模の割に計5基ものエレベーターを設置しているからです。
エレベーターをたくさん設置した結果として、共用廊下を少なくして住民同士のプライバシー性を高め、さらに複数バルコニーを配置することで住戸内が明るく風通しも良くなるんですね。
ただしエレベーターはプラスの面ばかりではなく、維持改修コストの負担がそれなりに重い点を忘れてはいけません。
D’グランセ世田谷テヴィエの修繕積立金の平米単価は455円(2022年5月現在)と、一般のマンションと比べてすでに相当高めの水準で徴収されています。
利便性や生活快適性を享受するために、この修繕コストを受け入れるかどうかは人によって判断がわかれそうですね。
総じてD’グランセ世田谷テヴィエは、かつて昭和の名優が暮らした地で優雅な中庭を眺めつつ、同じ空間を令和の時代に感じられることにこそ唯一無二の価値があるんでしょう。
とはいえ、おそらくその価値を見出せない人のほうが多数派だと思われますが(私もそのひとりです)。
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