パーク・ハイム経堂四丁目

Overview

マンション概要

マンション名

パーク・ハイム経堂四丁目


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩6分
小田急線「経堂」駅 徒歩12分


所在地

世田谷区経堂4-13-14


建築年月

1998年 2月


構造

鉄筋コンクリート造9階建


総戸数

30戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

鴻池組


専有面積

71.15m2 〜 119.93m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


三井に住んでいます、と言いたいハイム

 パーク・ハイムは三井のマンション「パーク」シリーズのベースとなる、パーク・ホームズの上位グレードとして展開されたブランド。
 かつて三井のCMで「わたしは、三井に住んでいます。」というキャッチコピーがありましたが、これはパーク・ハイムに住んでこそ、ぜひ言ってみたい台詞ですね。

 パーク・ハイム経堂四丁目は1998年に分譲され、目の前が小田急線の高架(新築時は路面を走っていた)という一見悪条件な立地にありながら、シンプルな箱型のフォルムからは洗練された上品さが漂っています。
 大型の間取りを備えた住戸が多いせいか、全30戸とは思えないくらいの存在感がありますよ。

よく練り込まれたマンションプラン

 パーク・ハイムは2戸に1基の割合でエレベーターがあるため共用廊下が少なく、全住戸に両面バルコニーが付いています。
 そのため開放的で風通しが良く、さらに敷地の南側にマンションの駐車場を配し、低層階でもじゅうぶんな陽当りの良さを確保。
 本当に良く練り込まれたプランニングであることに感心します。

 さらに言えば、三井の悪癖でもあるフローリング禁止に関して、このパーク・ハイムではLDKのみフローリングOKにしているところも合格点ですね。

パーク・ハイム経堂四丁目の総合評価

 パーク・ハイムの住戸は専有面積が70㎡以上で、2LDKと3LDKの間取りで構成されています。
 前に述べたように全住戸が両面バルコニー付きで、リビングはすべて南向きのため陽当りや風通しの良さが最大のセールスポイント。
 さらに1階住戸はメゾネットタイプを採用することで、一般に人気のない1階のみの住戸をなくすなど、住戸のポジションに伴う価格差を小さくする配慮も感じます。

 強いてデメリットを挙げるとするならば、住戸数に対してエレベーターが余剰に付設しているために維持修繕のコストが割高であることと、同一街区ブロックの南西角地に大きな駐車場があり将来眺望が遮られる建築物が建つおそれがあることでしょうか。

 個人の主観ですが、ここのパーク・ハイムは平均点の高い優秀なマンションだと思いますよ。
 各居室のフローリングもOKにしちゃえば、さらに良いんですが。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。