




Overview
マンション概要
マンション名
世田谷船橋パーク・ホームズ
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩16分
所在地
世田谷区船橋7-4-15
建築年月
1994年 1月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付7階建
総戸数
67戸
新築分譲主
三井不動産
施工会社
三井建設
専有面積
63.39m2 〜 83.85m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
上階が削がれるフォルムの世田谷船橋パーク・ホームズ
世田谷船橋パーク・ホームズは1994年に三井不動産によって分譲された、7階建のマンションです。
三井のマンションと言えばパークシリーズが有名で、パークマンションを頂点にパーク・ハイム、パークホームズの順に序列がありますが、世田谷では2002年を最後にパーク・ハイムより上のグレードは発売されていません。
近隣に建つワングレード上の「パーク・ハイム世田谷船橋」と比べてしまうと、「あぁ、これはパーク・ホームズだな」と納得できますね。
そんな世田谷船橋パーク・ホームズの外壁はライトグリーン色のタイルを全面に纏い、斜線制限の影響からか東方に向かって上階が削がれていくフォルムに美しさを感じます。
大規模修繕工事によってところどころタイルの色が違ってしまっているのは、仕方ありませんがちょっと見栄えが良くないですね。


買い物に便利かつ開放感のある立地
世田谷船橋パーク・ホームズは最寄駅からの距離はあるものの、道路幅にゆとりのある開放的な南・東・西の三方角地に立地しています。
マンションの接する道路はいずれも交通量はほどほどのため、落ち着きのある暮らしが期待できそうですね。
食料品の買い物はサミットストア世田谷船橋店が徒歩5分ほどで利用できるほか、希望ヶ丘団地内の店舗も使えて利便性は高いといえるでしょう。
さらに、近隣には災害用給水施設のある葭根公園や、球技が楽しめる中規模タイプの希望ヶ丘公園など点在しているのも子育て世帯にとっては有り難いですね。
二面性のある条件につき、しっかり精査して購入判断を
世田谷船橋パーク・ホームズの住戸は専有面積が60㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
間取りをザッと眺めてみると、居室の広さをしっかり確保しつつ使い勝手の良さそうな3LDKが多く見受けられますね。
ただリビングダイニング・キッチンの間口が狭いせいか、対面式カウンターキッチンがとれないのはやや減点対象かもしれません。
マンションはアルファベットの”L”の形状をしており、住戸は南向きと西向きにわかれていますが、いずれも道路に面しているため陽当りや眺望に恵まれた住戸が多そうな印象です。
特に南向き住戸の西方ポジションの眺望は将来にわたり悪化することはなさそうで、狙い目といえるでしょう。
世田谷船橋パーク・ホームズで最大の懸念点は、この時代における三井のマンションの特徴でもあるのですが、管理規約で床フローリング貼りを禁止していることです。
騒音トラブルの予防は理解できるのですが、さすがにカーペット敷きは現代のライフスタイルに合っておらず、子育て世帯にとっては子どもが食事するときの気の使い方やアレルギー面でネガティブな印象を持つ人も多いことでしょう。
総じて世田谷船橋パーク・ホームズは、三井ブランドや中規模タイプの安心感などポジティブな点を多く内包しつつも、駅から遠かったりフローリング禁止といった致命的な弱点を抱える二面性を合わせ持っています。
世田谷船橋パーク・ホームズが自身のライフスタイルに合うかどうかをしっかり精査したうえで、購入の判断をしたいものですね。
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