Overview
マンション概要
マンション名
東京グランドコープス
交通
京王線「桜上水」駅 徒歩15分
所在地
世田谷区桜上水2-14-18
建築年月
1975年 10月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
20戸
新築分譲主
神島建設
施工会社
神島建設
専有面積
50.13m2 〜 72.45m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
東京の壮大なる共同住宅
東京グランドコープスは神島建設により1975年に分譲された、低層3階建のマンションです。
グランドコープスは第一種低層住居専用地域(通称:一低)に建つだけあって敷地に対してゆとりがあり、各住戸の土地持ち分は専有面積以上の広さを持つという、他に類を見ない珍しい「土地持ちマンション」です。
東京グランドコープスを直訳すると、”東京の壮大なる共同住宅”となるのでしょうか…あまりのビッグネームに驚きを禁じ得ませんね。
ちなみにこのグランドコープスを冠したマンションは、東京でここ桜上水にのみ存在し、やっぱり東京の壮大なる共同住宅であるがゆえに孤高のオンリーワンを貫いたのでしょうか。
結局ゆとりはあるの?ないの?
グランドコープスは一低に建築され、さらに四方向すべて道路に面するという、不動産最強の好条件を誇ります。
そのためか、住戸内の明るさや風通しの良さなどは、外から見ても容易に窺い知ることができますよ。
間取りは2DK~3LDKのラインナップが用意されていますが、どうも変なんです。
時代と言えば時代なのか、共用廊下に面する位置にキッチンや浴室を持ってくるのが好きらしく、そのせいでリビングは真っ暗とか居室に開口部はあっても1部屋のみ、みたいな。
せっかく一低のゆとりある建て方が実現できているのに、間取りにゆとりを感じられないのは、何とも皮肉なものです。
牧歌的な世田谷らしい暮らしを楽しもう
グランドコープスは最寄駅から徒歩15分も離れており、相当に遠いです。
またエレベーターがついていない(通称:エレなし)ため、駅から歩いてきてさらに3階住戸まで階段を上るという修行僧のような暮らしは少し大変かもしれません。
しかし一低の住宅街に囲まれ、ところどころに畑が点在する「牧歌的な世田谷らしさ」を謳歌するには、グランドコープス以外の選択肢は多くありません。
土日をファミリーでのんびりと暮らすには、ほんと最高のマンションですよ。
余談ながらグランドコープスの外壁はもともと白色の吹付タイプだったのに、大規模修繕工事に伴い現在の薄緑色に塗り替えられたんですが、この色のチョイスって正直どうなんでしょうか。
個人的には前の白色のほうが好きで、いまの薄緑色は薄気味…(以下、自粛)。
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