Overview
マンション概要
マンション名
玉川サンケイハウス
交通
田園都市線「用賀」駅 徒歩7分
田園都市線「桜新町」駅 徒歩9分
所在地
世田谷区上用賀1-1-1他
建築年月
1968年 4月
構造
鉄骨鉄筋コンクリート造(北棟)8階建・(南棟)4階建
総戸数
102戸
新築分譲主
フジランド
施工会社
北野建設
専有面積
50.41m2 〜 82.95m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
1960年代竣工の希少な「サンケイハウス」
フジランドにより1968年に分譲された玉川サンケイハウスは、8階建の北棟と4階建の南棟で構成する総戸数102戸の中規模マンションです。
東京23区で分譲された「サンケイハウス」はここ玉川サンケイの他、目黒と瀬田の全3棟のみにとどまりました。
玉川サンケイの外観のメイン部分は白の吹付ですが、バルコニーの柵と最上階の軒先にはワンポイントの赤紫色を取り入れて、全体的にほんわかとした可愛らしい雰囲気に仕上がっています。
玉川サンケイ北側の広大な敷地はもともと国立医薬品食品衛生研究所がありましたが、2024年9月現在は更地になっており、何か大きな建築物が建てられるのでしょうか。
北棟スキップフロアー&南棟エレなし
玉川サンケイの北棟エレベーターは奇数階しか停止しない(通称:スキップフロアー)ため、偶数階の住戸は直下階にある玄関から入り、目の前の階段を上がる必要があります。
さらに南棟はエレベーターがありません(通称:エレなし)ので、全住戸とも階段のみのアクセスとなっています。
そのため南棟1階および北棟の奇数階を除くと、高齢者には優しくない造りとなっていますので、注意が必要です。
また、2棟の間の中庭に複数の倉庫が設置されており、一部の住戸にはこの倉庫の専用使用権が付いていますので、かさばる荷物や趣味のものを保管するのにとても重宝しますよ。
立地に優れ、南向きの明るい住戸多し
玉川サンケイは60㎡台と70㎡台をメインとした、ファミリー向けの住戸が多くラインナップされています。
全ての住戸は南向きで陽当りが良く、また2棟の間に共用の中庭や駐車場を配することで、北棟の低層階にも陽当りを確保している点は大いにプラスの評価ができますね。
ただ私の記憶では専有部分の窓サッシが相当ボロボロだったのと(違ってたらゴメンなさい)、バルコニーに面しないお部屋にエアコンを設置することが難しい(ウィンドウエアコンのみ可)ため、築古ならではの不便さがあるのは気を付けたいところ。
立地面では桜新町と用賀の2駅が徒歩10分以内で使えますし、近隣に大型スーパーのライフ桜新町店があって、普段の生活に困ることはなさそう。
あとは玉川サンケイが新築後すでに半世紀を超えている点を、どう捉えるか次第ですね。
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