経堂ヒミコマンション

Overview

マンション概要

マンション名

経堂ヒミコマンション


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩6分
小田急線「経堂」駅 徒歩12分


所在地

世田谷区経堂5-35-15


建築年月

1979年 6月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

15戸


新築分譲主

日榮開発


施工会社

青木建設


専有面積

38.88m2 〜 61.48m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


少し毛並みが違う?経堂ヒミコマンション

 経堂ヒミコマンションは1979年に日榮開発によって分譲された、4階建のマンションです。
 同社はヒミコマンションをはじめヒミコセラン、ヒミコハビタットの3ブランドを展開し、ヒミコとは魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の卑弥呼の名を拝借しているのでしょう(そう理解するほかない)。
 マンション、セラン、ハビタットの違いはマンションをベースにしつつ、セランはちょっとだけ高級志向、ハビタットは階段で住戸を振り分けた戸建感覚、と本当に微妙な違いしかありません。

 そんな経堂ヒミコマンションの外観はライトピンク色の吹付塗装がなされ、エントランスならびに階段、出窓枠の濃いめカラーのコントラストがポップな印象です。
 ヒミコマンションといえばホワイト系の外壁がデフォなんですが、そういう意味で経堂ヒミコマンションは異色の存在ですね。

公園が多く買い物に便利な立地

 経堂ヒミコマンションは最寄駅の千歳船橋から徒歩6分ほどの、マンションやアパートが建ち並ぶ住宅街に立地しています。
 マンションの目の前の道路はそれほど交通量が多くないため、静かで落ち着いた暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は千歳船橋駅周辺の複数のスーパーのほか、ライフ経堂店が徒歩4分と至近にあるため、利便性は高めです。
 また、マンションから徒歩5分圏内に石仏公園や経堂四丁目児童遊園、南台公園、長島大榎公園など数多くの施設が揃っているのも、子育て世帯にとっては実に心強い立地ですね。

エレなしはデメリットでなくむしろメリット

 経堂ヒミコマンションの住戸は専有面積が50㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築時の間取りはヒミコによく見られる、中ダイニングにバルコニー側に2室と共用廊下側に1室を配置した3DKタイプが多いようですね。
 また住戸はすべて南向きであり、バルコニーの先は戸建住宅が建ち並んでいることから、各住戸の陽当りは優れていることでしょう。

 そして経堂ヒミコマンションにエレベーターは付いていない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸は毎日の階段の上り下りが大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となるでしょう。
 ただ経堂ヒミコマンションは全15戸と小ぶりな規模ゆえ、仮にエレベーターがあったらあったで維持改修コストを負担しなければならない問題を抱えることになります。
 そう考えると経堂ヒミコマンションに限っては、エレなしはデメリットよりメリットが上回るかもしれませんね。

 最後に、経堂ヒミコマンションはヒミコシリーズにしては珍しく、マンション敷地内に平置き式の駐車場が設置されています。
 幸か不幸かエレベーターなどカネのかかる共用設備はほぼないに等しいうえ、駐車場の使用料収入が見込めるため、他のヒミコマンションと比べると経堂ヒミコマンション管理組合の収支はきっと良いはずですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。