ライオンズマンション弦巻

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション弦巻


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩14分


所在地

世田谷区弦巻5-14-3


建築年月

1981年 9月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

39戸


新築分譲主

大京


施工会社

戸田建設


専有面積

58.50m2 〜 100.30m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


雁行型フォルムが美しいライマン弦巻

 ライオンズマンション弦巻は1981年に大京によって分譲された、4階建のマンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)といえば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして、あまりにも有名。
 1980年代のライマンといえばレンガ調タイルでお馴染みですが、このライマン弦巻の爽やかなカラーは珍しいですね。

 そんなライマン弦巻の外壁はアイボリー色のタイルが全面に貼られ、全方位に向けた雁行設計型フォルムは幾何学模様のような美しさです。
 ちなみにエントランス脇に鎮座するライオン像はそれなりに値が張るそうで、限られたライマンにしか割り当てなかったそうですよ。

閑静で穏やかな住宅街に立地

 ライマン弦巻は駅からはやや遠いですが、そのぶんマンションや戸建が建ち並ぶ、比較的に閑静で穏やかな住宅街に立地しています。
 マンションの目の前の道路は交通量はそこそこですが、幅員にゆとりのある一方通行のため、慣れるとさほど気にならなさそう。

 食料品の買い物はサミットストア桜店と弦巻通り店がともに徒歩6分ほどで利用できるので、不便さは感じないでしょう。
 また、渋谷駅や目黒駅、都立大学駅へアクセスできる東急バス弦巻営業所がマンションから徒歩4分ほどの距離にある点も地味にポイント高いですよ。

しっかりとした修繕がなされたオール電化マンション

 ライマン弦巻の住戸は専有面積が50㎡台から100㎡台までの、さまざまな世帯に対応する間取りで構成されています。
 マンションは雁行型設計だからか、居室の配置が風変わりな間取りが散見され、住戸内の明るさや使い勝手を想像すると微妙なものも一定存在します。
 隣接地は建物に囲まれているため、必然的に道路に面する東向き住戸の陽当りや眺望が頭ひとつ抜きん出た印象ですね。

 ライマン弦巻の外壁やエントランスを見ると、しっかりと丁寧な修繕・改修工事が行われている様子が窺えます。
 現行の修繕積立金の平米単価は278円(2025年4月現在)とそれほど高額な水準ではありませんが、管理組合が上手く機能しているのかもしれません。

 ライマン弦巻は4階建と聞くと一瞬不安になりますが、安心してください。エレベーターは付いています。
 そしてマンションはオール電化のため、給湯方式としては電気温水器を利用することになります。
 一般にガス給湯と比べると電気温水器は利用料金が高くなる傾向にあるといわれますので、昨今高騰する電気料金のことを考えると少しモヤッとしますね。

 最後に、ライマン弦巻は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。