キャニオンコープ第2経堂

Overview

マンション概要

マンション名

キャニオンコープ第2経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区経堂5-3-15


建築年月

1984年 2月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

18戸


新築分譲主

有村地所


施工会社

有村工業


専有面積

40.89m2 〜 53.72m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


タイル&塗装が爽やかなキャニオンコープ第2経堂

 キャニオンコープ第2経堂は1984年に有村地所によって分譲された、4階建のマンションです。
 同社のマンションといえばこのキャニオンコープがよく知られ、なぜか経堂と千歳船橋エリアに全5棟が販売されています(世田谷ではこのエリア以外にない)。
 ちなみにキャニオンコープシリーズはいずれも4階建以下且つ戸数が20戸以下の、小ぶりなサイズ感で共通していますね。

 そんなキャニオンコープ第2経堂の外壁はベージュのタイルをメインに貼りつつ、ホワイトの吹付塗装がコストカット感なく爽やかに組み合わされたデザインです。
 あと、本当にどうでもいいことですがマンション館銘板に描かれた「キャニオンコープ」の字体が、個人的に好きなんですよね。

駅やスーパーに加えて自然が身近な環境

 キャニオンコープ第2経堂は最寄駅の経堂から徒歩6分ほどの距離にあり、住宅街のなかで開放的な北西角地に佇みます。
 駅からは明るい「農大通り商店街」を通るアプローチのため、暗い時間帯における子どもや女性のひとり歩きでも、それほど心配しなくて済みそうですね。

 食料品の買い物はライフ経堂店が徒歩5分ほどの距離にあるほか、商店街ならびに経堂駅周辺の複数のスーパーが利用できるので、利便性はかなり高めです。
 またマンションから北方に2分も歩けば烏山川緑道があるため、自然が身近に感じられる恵まれた立地といえそうですね。

明るく風通しが良さげなコンパクトサイズの住戸多し

 キャニオンコープ第2経堂の住戸は専有面積が40㎡台から50㎡台の、ややコンパクトな間取りで構成されています。
 新築時の間取りは2DKと3DKだったようですが、昨今のライフスタイル的には1LDK若しくは2LDKとして使うほうが一般的でしょうか。
 住戸は南向きと西向きにわかれていますが、戸数が少ないぶん角住戸が多くあるため、どの住戸も明るく風通しが良さそうですね。

 キャニオンコープ第2経堂にエレベーターは付いていない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸では毎日の階段の上り下りは大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となることは間違いありません。
 ただエレベーターの維持改修コストを負担しなくて済むぶん、全18戸と小ぶりなキャニオンコープ第2経堂にとってエレなしは、むしろメリットが上回るといって過言でないでしょう。

 最後に、キャニオンコープ第2経堂で皆さんが気になるのは、ほぼ同じ立地で築年数が1年異なる「キャニオンコープ経堂」と比較したときに、どっちの人気が高くて価格面でどう違うかでしょうか。
 過去の取引データを見てみると、両者の平米単価に明確な差はほとんど見られず、住戸のポジションならびに間取りや室内の保守状況によって価格が決まってくるようです。
 ただし管理組合はそれぞれ別個のものですし、細かい話をすればマンションの工法なんかも違ったりするので、それらの点には注意が必要ですよ。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。