




Overview
マンション概要
マンション名
パークハウス世田谷桜丘
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩10分
所在地
世田谷区桜丘2-2-5
建築年月
2002年 10月
構造
鉄筋コンクリート造6階建
総戸数
27戸
新築分譲主
三菱地所
施工会社
大豊建設
専有面積
55.41m2 〜 89.26m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★★☆☆
ふたつのタイルがクロスするパークハウス世田谷桜丘
パークハウス世田谷桜丘は2002年に「丸の内の大家さん」こと三菱地所によって分譲された、6階建のマンションです。
三菱といえばパークハウスがあまりに有名ですが、現在は藤和不動産を吸収合併しザ・パークハウスのブランド名でマンション分譲事業を展開し、メジャーセブンの一角として不動の人気を得ています。
ただ、この頃の三菱は大家さん気質が抜けないのか、三井や住友と比べるとマンション開発にはさほど熱量を感じません(もちろん独断と偏見ですが)。
そんなパークハウス世田谷桜丘の正面の外壁は、まるでホワイトとブラウンの2色のタイルを編み込むようにクロスする、スタイリッシュなフォルムに仕上がっています。
春の季節になって、パークハウス世田谷桜丘を背景に桜の花びらが舞い散る様子は本当に「絵」になりますよ。


美しい巨大マンション群の一角を占める
パークハウス世田谷桜丘は最寄駅の千歳船橋から徒歩10分ほどの距離にあり、千歳通り沿いの明るい南西角地に立地します。
この千歳通りの一角は巨大なマンション群が迫力をもって建ち並ぶとともに、春の季節は街路樹の桜がきれいに咲き誇る、桜丘のシンボリックなスポットといえるでしょう。
食料品の買い物は千歳船橋駅周辺の複数のスーパー若しくはライフ経堂店が徒歩10分圏内にあるため、それほど不便さは感じないでしょうか。
また、徒歩1、2分の範囲内に普段使いのできる桜丘三丁目児童遊園や桜丘二丁目南広場があるのも、子育て世帯にとっては有り難いですね。
周辺マンションのインパクトが強すぎて埋没しがち
パークハウス世田谷桜丘の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
住戸はすべて南向きですが、バルコニーの先は千歳通りのため陽当りや眺望に優れた住戸が多そうな印象ですね。
また、間取りは居室の広さをじゅうぶんに確保しており、且つオーソドックスなものが多く、使い勝手は良さそうです。
そしてパークハウス桜丘で惜しく感じるのは、全27戸のやや小ぶりな規模感ではないでしょうか。
この千歳通り沿いでは総戸数が200戸超え且つエリアを象徴する「桜丘フラット」や、全100戸の南欧風フォルムが流麗な「ナイスステージ世田谷桜丘」のインパクトが強すぎて、どうしたってパークハウス世田谷桜丘は小粒に見えてしまいます。
さらに戸数が小ぶりということは、マンション共用部分の管理修繕コスパが悪くなりがちなところも見逃せません。
パークハウス世田谷桜丘の現行の管理費・修繕積立金の平米単価は535円(2023年9月現在)と負担はそれなりですし、マンションのカネ喰い虫ツートップに称されるエレベーターと機械式駐車場を備えている点も頭に入れておく必要があるでしょう。
総じてパークハウス世田谷桜丘は一般のマンションと比べて見劣りする部分は少ないものの、周辺マンションとの比較において損をしている感が拭えません。
まぁこれは中古マンション界隈では結構あるあるな話ですので、しっかりと切り分けて検討したいものです。
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