クレッセント千歳船橋

Overview

マンション概要

マンション名

クレッセント千歳船橋


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩11分


所在地

世田谷区船橋2-11-15


建築年月

2000年 11月


構造

鉄筋コンクリート造地下2階付6階建


総戸数

98戸


新築分譲主

モリモト


施工会社

西松建設


専有面積

70.51m2 〜 122.06m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


都会的でシャープなデザインのクレッセント千歳船橋

 クレッセント千歳船橋は2000年にモリモトによって分譲された、6階建(地下2階付)のマンションです。
 同社はクレッセントのほか、ディアナコートやピアースシリーズなど複数のブランドを展開するマンションデベロッパーです。
 ホームページによるとクレッセントは英語の”Crescent(三日月)”から由来し、「満ちていく月のように住み続けるほどに暮らし心地が高まっていく」との思いがあるようですね。

 そんなクレッセント千歳船橋の外壁はライトブラウンとホワイトのふたつのタイルが貼りわけられ、都会的でシャープなデザインに仕上がっています。
 マンションの南側にはサブエントランスがあるので、ここを使うと千歳船橋駅まで早く到着できる配慮が心憎いですね。

交通量が少ない道路に囲まれた立地

 クレッセント千歳船橋は最寄駅の千歳船橋から徒歩11分ほどの距離にあり、そのほとんどが道路に囲まれる開放的な立地となっています。
 しかも周辺道路はそれほどクルマが通ることもないので、静かで穏やかな日常を送れそうですね。

 食料品の買い物は千歳船橋駅周辺の複数のスーパーのほか、近隣のサミットストア二店舗も徒歩10分以上を要するため、やや不便さを感じてしまいそう。
 その代わり、ユニクロ世田谷千歳台店が徒歩5分ほどの距離にあるので、ファミリー世帯にとっては何かと重宝することでしょう。

ゆとりあるサイズのファミリー向け住戸多し

 クレッセント千歳船橋の住戸は専有面積が70㎡台から120㎡台までの、ゆとりのあるファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築当初の間取りを見てみると、いい意味で個性的な3LDKタイプが目立ち、とりわけ80㎡以上の3LDKは居室や配置バランスにゆとりがありますね。

 いっぽう100㎡を超える大型住戸は1階&地下1階のメゾネット形式しかないので、マンションに陽当りや眺望を求める人にとっては難しい選択になるかもしれません。
 そのぶん1階メゾネット住戸は割安に取引されていて、過去データでは2018年に2階南向き76㎡タイプと2019年東向き111㎡タイプの成約平米単価は実に40%もの差が開いていますので、参考にしてみてください。

 また、マンションは雁行設計を採用しているので角状の住戸やサッシの設置が多く、どの住戸も明るく風通しは良さそうな印象です。
 唯一気になるのはマンション北側道路を挟んで北西側にある郵政宿舎の建替えの有無ですが、まぁ仮に建替えがあったとて方角的にクレッセント千歳船橋への陽当りや眺望への影響は限定的でしょうか。

 総じてクレッセント千歳船橋は駅までの距離感や環八通りを避けた立地、さらに100戸近いスケール感などほどほどにバランスのとれた物件であるように感じます。
 そういう意味において万人におススメできそうな、稀有な存在であることは間違いなさそうですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。