ライオンズマンション千歳船橋第2

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション千歳船橋第2


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区船橋2-13-5


建築年月

1986年 8月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

29戸


新築分譲主

大京


施工会社

東洋建設


専有面積

56.22m2 〜 68.93m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


第1より洗練度が増したライマン千歳船橋第2

 ライオンズマンション千歳船橋第2は1986年に大京によって分譲された、4階建のマンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)といえば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして、あまりにも有名。
 「第2」というだけあって先発した「ライオンズマンション千歳船橋」の販売から1年後に、このライマン千歳船橋第2が分譲されました。

 そんなライマン千歳船橋第2の外壁はライマンの王道たる濃淡まだらなベージュタイルが貼られ、住宅街のなかで存在感を主張する悠然としたフォルムに仕上がっています。
 マンション館銘板はシルバーのキリッとしたタイプに刷新され、築年数は僅かに1年違いですがライマン千歳船橋第2のほうが遥かに洗練されている印象ですね。

静穏且つグリーンが豊富な住環境

 ライマン千歳船橋第2は最寄駅の千歳船橋から徒歩10分ほどの距離の、比較的閑静な住宅街の明るい南西角地に立地しています。
 道路はいずれも幅員にゆとりがあり、クルマはそれほど頻繁に通らないため、静かで穏やかな暮らしが期待できそうですね。

 食料品の買い物は千歳船橋駅周辺に複数のスーパーがあり、またユニクロ世田谷千歳台店が徒歩5分ほどの距離にあるので、何気に利便性は悪くなさそうです。
 マンションの敷地内に植えられた緑樹もさることながら、南側道路を挟んで「ザ・レジデンス千歳船橋」の豊富なグリーンも借景となり、緑が身近な環境が整ってますよ。

エレベーターはあるが管理組合の収支はタイトかも

 ライマン千歳船橋第2の住戸は専有面積が50㎡台と60㎡台の、ややコンパクトなファミリー向けの間取りで構成されています。
 住戸は南向きと西向きとにわかれていますが、いずれもバルコニーの先には道路があるため、陽当りや眺望に恵まれていることでしょう。
 また棟内には吹抜けが多めに設置されているので、住戸内は明るく風通しも良さそうですね。

 ライマン千歳船橋第2は4階建と聞くと一瞬不安になりますが、安心してください。エレベーターは付いています。
 そのため永住に適うマンションではあるものの、全29戸とそれほど規模が大きくなく、敷地内駐車場がないため使用料収入の入らないライマン千歳船橋第2では、管理組合の収支はややタイトになりがちです。
 現行の管理費・修繕積立金の平米単価は580円(2023年10月現在)とそれなりの水準で徴収がなされていますが、次回の大規模修繕工事の実施を想定するともう一段階の値上げは避けられないかもしれませんね。

 最後に、ライマン千歳船橋第2は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。