ヴェノス経堂

Overview

マンション概要

マンション名

ヴェノス経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩1分


所在地

世田谷区宮坂3-12-18


建築年月

1982年 4月


構造

鉄筋コンクリート・鉄骨造5階建


総戸数

23戸


新築分譲主

日信建設


施工会社

日信建設


専有面積

30.64m2 〜 55.62m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


「経堂、いいね!」風ネーミングなヴェノス経堂

 ヴェノス経堂は1982年に日信建設によって分譲された、5階建のマンションです。
 同じヴェノスの名を冠したマンションは府中に1件ありますが分譲会社が異なるため、おそらく日信建設が販売したマンションはこの経堂だけと思われます。
 ちなみにヴェノスとはスペイン語の”buenos(良い)”を意味すると思われ、和訳するととても陽気な雰囲気に感じますね。

 そんなヴェノス経堂の外壁は道路面のみホワイトタイルが貼られ、裏側は吹付塗装で仕上げるコスコカット感漂うフォルムとなっています。
 そして、これはかなりどうでもいいことですが、現地に行くとブェノス経堂と書かれており、「ヴ」と「ブ」のどっちが正しいのかよくわかりません。
 まぁでもこれはクリスマス・イヴとクリスマス・イブの正解を検証するのと同義なくらいどうでもいいことなので、これ以上触れないようにしますか。

駅徒歩1分のパワーワードが強力すぎ

 ヴェノス経堂は何といっても経堂駅から徒歩1分という、不動産業界でも強力なパワーワードが最大の魅力です。
 ちなみに経堂駅徒歩1分を名乗ることのできるマンションは、駅南口の「セントラル経堂」とヴェノス経堂しか存在しません。

 食料品の買い物は経堂駅周辺の複数のスーパーが利用できるうえ、そのほかにお店のジャンルも多種多様で選択肢に困るほど豊富に揃っています。
 また駅チカながら、マンションから北方に4分ほど歩けば北沢川緑道があり、自然が身近な環境でもあるんです。
  

駅徒歩1分ながわ割安に買えるメリデメを踏まえる

 ヴェノス経堂の住戸は専有面積が30㎡台から50㎡台までの、おひとりさまやDINKs向けの間取りで構成されています。
 最も広い専有面積55㎡タイプの住戸は新築当初3DKの間取りでしたが、実際には2LDKとして使うのが一般的であり、やはり4人家族で暮らすには少々厳しいマンションといえそうですね。

 ヴェノス経堂は駅前の立地なだけあって、隣接地にはビルやマンションがひしめき合って建てられているため、陽当りや眺望は上層階を除いてあまり期待できません。
 まぁでも日中は不在にする世帯がメインに暮らすマンションなので、そのあたりはあまりネックにならないのでしょうか。

 同じ経堂駅徒歩1分の「セントラル経堂」と比べると、オートロック設備がなく戸数の規模が小さいヴェノス経堂が少々見劣りするのは事実で、実際の成約平米単価においてやや割安な傾向が見られます。
 ただ、単純に立地だけを考えると同等に近いですし、もし割安に購入できるのならば、それはそれで「あり」かもしれません。
 加えてセントラル経堂はエントランスが農大通りに面しており、深夜の時間帯まですごい喧噪ぶりですし。

 最後に、ヴェノス経堂は1982年に新築されたとあって、いわゆる新耐震基準(※1981年6月1日以降の建築確認)のマンションに該当します。
 これは震災に対する一定の安心感があるとともに、金融機関の住宅ローン審査に対してマイナスの影響はないことから、取引価格が安定しやすい大きなメリットといえそうですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。