東高ペアシティ世田谷赤堤

Overview

マンション概要

マンション名

東高ペアシティ世田谷赤堤


交通

小田急線「豪徳寺」駅 徒歩5分
小田急線「経堂」駅 徒歩8分
世田谷線「山下」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区宮坂2-25-20


建築年月

1987年 3月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付5階建


総戸数

26戸


新築分譲主

東高ハウス


施工会社

竹中工務店


専有面積

58.33m2 〜 165.48m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


ゴージャスでクラシックなペアシティ

 1987年に東高ペアシティ世田谷赤堤を分譲したのは、マンション名のとおり東高ハウス。
 東高ハウスは平成バブル期にこのゴージャスなペアシティシリーズを都心部で分譲しており、現代ではヴィンテージ化したマンションが幾つか存在しています。

 このペアシティ世田谷赤堤はヴィンテージとまでは呼ばれないものの、平成バブル期の豪華絢爛ぶりを彷彿とさせる威風堂々とした佇まいで、外壁に貼り巡らされた大きめのタイルが存在感を主張しています。
 クラシックで荘厳なエントランス周りは、なかなか令和の新築マンションでは見られない雰囲気を醸し出していますね。

ユリの木通りの緑がまぶしい住宅街

 ペアシティ世田谷赤堤は北道路をユリの木通りに面する北西角地に立地。
 周辺はペアシティと同じくらいの高さのマンションや低層戸建が建ち並ぶ、閑静で落ち着いた住宅街です。

 またユリの木通りは交通量が少ないうえに歩道や街路樹はきれいに整備され、通りの周辺はさながら新興住宅街の装い。
 前面の街路樹やユリの木通り公園の緑がまぶしい雰囲気にありながらも、小田急線のほかに世田谷線(通称:セタ線)も至近のアクセス性の良い好立地ですよ。

THE富裕層の住むべきマンション

 ペアシティ世田谷赤堤の住戸ラインナップは面白く、専有面積が100㎡を超える大型住戸をメインに据えつつ、50㎡台と70㎡台のタイプも点在させています。
 これはゆとりある広さを望むファミリー層を中心としながらも、高齢のおひとりさまをもターゲットとしたのでしょうか。
 全体的に陽当りは問題なさそうですが、南側は低層戸建が建ち並んでいるため、低層階はやや眺望に恵まれない住戸があるかもしれません。

 またペアシティの共用廊下はホテルライクな内廊下設計で、さらに地下1階に設置された駐車場からは直接住戸に行き来ができるなど、さながら芸能人が住む高級マンションのようです。
 ただゴージャスであるがゆえに月々のランニングコストは少々重く、住戸の広さによりますが管理費・修繕積立金に加えて駐車場1台を借りれば毎月の支払いは約14万円にのぼり、これは子育て世帯にはかなりツラい負担になりそう。

 最後にペアシティはオール電化のためガスコンロやガス給湯の利用はできませんが、まぁランニングコストも含めて細かいことを気にしない層が住むマンションなんでしょうね。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。