Overview
マンション概要
マンション名
パーク・ハイム宮坂
交通
小田急線「経堂」駅 徒歩10分
所在地
世田谷区宮坂3-41-20
建築年月
1980年 8月
構造
鉄筋コンクリート造4階建
総戸数
16戸
新築分譲主
三井不動産
施工会社
戸田建設
専有面積
61.69m2 〜 80.02m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
ぼんやりとした雰囲気のハイム
パーク・ハイム宮坂を分譲したのは大手財閥系の三井不動産で、三井のマンションと言えば「パーク」シリーズで知られています。
シリーズのベースグレードであるパーク・ホームズの上位ブランドとして、三井はハイムシリーズを展開していました。
パーク・ハイム宮坂の外観は、ややぼんやりとした色合いの吹付で、北側にせり出した複数の小さめバルコニーが存在感を放っています。
今思えばパーク・ハイム宮坂が分譲された1980年当時は、それほど三井が分譲マンション事業に力を入れていたとも思えず、後年のハイムと比べると、いささか地味な印象を受けずにはいられません。
南バルコニーの先の公園を望む暮らし
パーク・ハイム宮坂は北を赤堤通りに、南を宮坂北公園に挟まれた開放的な雰囲気に立地します。
特に宮坂北公園はそれほど利用者も多くないため、静かで陽当りの良さに一役買っていますね。
ただこのパーク・ハイム宮坂の周辺は、少し買い物には不便な印象です。
というのも、道路向かいにコンビニはあるもののの、それ以外の店舗となると経堂駅周辺まで出向くか、少し離れた松原駅や希望丘公園方面に行くしかなさそうです。
居室空間は素晴らしいが、懸念も
パーク・ハイム宮坂の住戸はワンフロアー4戸×4階の全16戸で、縦に同じ専有面積を揃えた4パターンで構成されます。
マンション内はエレベーターがなく（通称：エレなし）、設置された2つの階段でそれぞれ2つの住戸にアクセスするため共用廊下が少なく済んでいて、すべての住戸は両面採光を実現しており風通しも良さそう。
さらにマンションの形状は雁行型で、しかも敷地の南側には宮坂北公園があるため、どの住戸も陽当りや眺望は申し分ありません。
ここまでは良いことばかり書きましたが、やはりエレなしは最大の懸念で、特に4階の住戸は毎日の階段の上り下りは大変ですし、将来売却したり賃貸に出すときは間違いなく苦戦します。
また前面の赤堤通りは幹線道路とまでは行かないまでも、それなりに交通量があるうえ、ちょうどマンション前の交差点（五差路）による騒音など、それなりに覚悟しなければなりません。
パーク・ハイム宮坂は総じて特徴に乏しいながらも、2階や3階の住戸であればそれなりに満足のいく買い方ができる印象といったところでしょうか。
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