エクレールコート経堂

Overview

マンション概要

マンション名

エクレールコート経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区経堂5-33-16


建築年月

1997年 1月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付7階建


総戸数

35戸


新築分譲主

ホリウチコーポレーション


施工会社

古久根建設


専有面積

53.77m2 〜 97.47m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


稲妻のようなスタイリッシュさのエクレールコート経堂

 エクレールコート経堂は1997年にホリウチコーポレーションによって分譲された、7階建のマンションです。
 同社のマンションと言えばエクレールシリーズで知られており、1983年にはエクレールコート経堂の東南隣接地で「エクレール経堂」を販売しています。
 マンション名に採用されたエクレールの由来は定かでありませんが、フランス語の”Éclair(稲妻)”から来ているのでしょうか。

 そんなエクレールコートの外壁は濃淡まだらなブラウンタイルが貼られ、中央部にせり出した外階段と共用廊下側の目隠し用に設置されたすりガラスの組み合わせがスタイリッシュな印象です。
 そしてエントランス階は地下1階で、しかも結構急な階段でもあり、この辺りはハザードマップで浸水予測のあるエリアだけに他人事ながら心配ですね。

用途に応じて使い分けできる公園多し

 エクレールコート経堂は最寄駅の経堂から徒歩10分ほどの距離にあり、周辺は集合住宅の建ち並ぶ住宅街に立地しています。
 マンションの目の前の道路はそれほどクルマが通ることもなく、静かで穏やかな暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物はライフ経堂店が徒歩3分ほどと至近なうえ、質はともかく安価な業務スーパー経堂店も同じくらいの距離にあって利便性は高そうです。
 そしてマンションから徒歩5分圏内に、夏場は噴水で水遊びが楽しめる石仏公園や簡単な球技が可能な南公園、そして王道でクラシカルな南台公園など、満載でまさによりどりみどりですよ。

住戸によって大きく異なりそうな眺望の抜け感

 エクレールコート経堂の住戸は専有面積が60㎡台から70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 3LDKを主体とする間取りはいわゆる”田”の字か、若しくは横長リビングに中洋室を配置したタイプが多く、斬新さはありませんが使い勝手は良いことでしょう。

 ほとんどの住戸は南向きで陽当りに問題はないものの、ちょうどエクレールコート経堂を囲むようにマンションが建っているため、眺望の抜け感はイマイチな感じもしますね。
 エクレールコート経堂の室内からの眺望は住戸によって差が大きそうなので、内見の際は最重要チェック項目のひとつと言えそうです。

 そして先ほどエントランスは急な階段を下りて…と書きましたが、安心してください。エクレールコート経堂はバリアフリー対応しています。
 というのも、車路のほうから1階の共用廊下に入れますので、そこから地下1階にエレベーターで降りて郵便物の受け取りをすることができるのです(面倒は面倒ですが)。
 さらに地下1階には空調管理されたトランクルームがすべての住戸に付いており、マンションライフで不足しがちな収納スペースの確保に心強い味方がいます。

 最後に気になる点を挙げると、エクレールコート経堂では敷地内駐車場の空き区画が常態化している模様です。
 維持改修コストがほぼかからない平置き式駐車場なのでその点は救いですが、駐車場の使用料収入が満額入ってこないため、管理費の値上げ圧力に繋がる可能性は高いと思っておくほうが無難でしょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。