北斗スターマンション上北沢

Overview

マンション概要

マンション名

北斗スターマンション上北沢


交通

京王線「上北沢」駅 徒歩11分


所在地

世田谷区上北沢1-18-15


建築年月

1977年 2月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

20戸


新築分譲主

北斗


施工会社

田中建設


専有面積

40.32m2 〜 56.50m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


秀和レジデンスを彷彿とさせる装い

 北斗スターマンション上北沢は1977年に、北斗によって分譲された4階建マンションです。
 同社は北斗シリーズのマンションをこの上北沢の販売とほぼ同時期において、荻窪や立川、亀戸での分譲実績があるようです。

 そんな北斗スターマンション上北沢の外壁はホワイト色の吹付タイプで、バルコニーに設置されたアイアン調の柵が秀和レジデンスを彷彿とさせ、さながら古城の雰囲気を漂わせます。
 エントランス(というか、出入口)が二つありますが、これを一つに集約してもっとパリッとしたエントランスを設えたほうが物件の魅力は増したんでしょうね。

農園が点在する牧歌的セタガヤ感

 北斗スター上北沢は閑静な住宅街に立地し、まるで戸建に住んでいるかのような穏やかな暮らしが期待できます。
 周辺は戸建やアパートが建ち並び、小ぶりな北斗スター上北沢もそれなりに存在感はありましたが、2007年に西側隣接地に「サンウッド上北沢」が建てられたため、日照が悪化するとともに、すっかり埋没した感も否めません。

 北斗スター上北沢のすぐ近隣に買い物施設は見当たらず、逆に生産緑地に指定された農園が点在するという、いかにも牧歌的セタガヤ感の強い雰囲気ですが、これこそ世田谷らしさの真骨頂とするのは言いすぎでしょうか。

最低限の共用設備は一長一短

 北斗スター上北沢の住戸は、すべて専有面積が40㎡台と50㎡台の2DK・3DKタイプで構成されています。
 住宅街の中に立地する小ぶりなマンションだけに、眺望の抜け感はそれほど期待できませんが、アイアン調のバルコニー柵をはじめ小窓を多く採り入れるなど、採光性を高める工夫が随所に見て取れますね。

 4階建ですがエレベーターの設置はなく(通称:エレなし)、オートロックはもちろん駐車場も見当たらず、共用設備は皆無に等しいですが、そのぶん維持運営コストは最小限で済むなど一長一短です。
 ただし3階までならともかく、4階の住戸になると階段の上り下りは大変ですし、売却や賃貸の際は苦戦必至となることは間違いありません。

 最後に、マンションは壁式工法のためリノベーション工事による間取りの可変性に制限があることは、事前に抑えておきましょう(特に浴室やトイレのスペースは広げにくそうに感じます)。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。