桜上水ハイム

Overview

マンション概要

マンション名

桜上水ハイム


交通

京王線「桜上水」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区上北沢1-14-5


建築年月

1994年 7月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

49戸


新築分譲主

住友商事


施工会社

清水建設


専有面積

48.94m2 〜 74.70m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


小ぶりながらも存在感のある住商ハイム

 1994年に桜上水ハイムを分譲したのは、日本を代表する大手商社の住友商事。
 住商はこれまで総戸数が200戸ほどの大規模なハイムシリーズを販売していましたが、この桜上水ハイムは住商にしては珍しく、やや小ぶりなスケール感のマンション開発となりました。

 そんな桜上水ハイムは南北に長~い形状の堂々とした存在感あるフォルムで、エントランス正面はまるで王冠のような三角形の尖った屋根が印象的です。
 エントランス脇の大きなシンボルツリーがマンションを背景に美しく映え、自然が身近に感じられて良い雰囲気ですよ。
 

鉄道アクセス性と長閑な住環境の共存

 桜上水ハイムは最寄駅の桜上水から徒歩9分とほど近いうえ、南・西・東の三方角地に佇む開放的な立地が大きな魅力。
 桜上水から新宿駅までは10分ほどでアクセスできるため(急行利用)、マンションを出てから20分後には新宿に到着する鉄道利便性の高さと、それとは対照的ともいえる長閑な住環境の共存が希少です。

 ただ、長閑な環境は間違いないのですが、マンション東側道路を挟んで消防署がありますので、緊急出動の際に少々騒音がするのはやむを得ないところですかね。

 

相場安定感はあるが、隣の駐車場に注意

 桜上水ハイムの住戸は専有面積が40㎡台から70㎡台までと、やや幅の広いラインナップですが、実際には全戸の7割以上が60㎡台の3LDKタイプで構成されます。
 実際に60㎡台の3LDKは手狭に感じますが、周辺は住宅と農地が点在する閑静な雰囲気なだけに、もう少し広めの3LDKが多めに用意されていればさらに需要にマッチしたと感じますが、こればかりは後の祭りかもしれません。

 また、住戸のほとんどは西向きですが、マンションの西側道路を挟んで低層戸建ないし駐車場があるため、どの住戸も陽当りは良く、眺望も抜けたお部屋が多そうな印象。
 さらにバルコニー外壁の多くにすりガラスを採用しており、室内に光を取り込もうとする配慮も見て取れます。

 何にせよ似たタイプの住戸が多く、住戸のポジションによって陽当りや眺望に微妙な差が生じるくらいなので、棟内の相場が安定的で値崩れを起こしにくい点はポジティブに捉えられそう。
 ただし西側の駐車場に建築物が建った際は、一部の住戸が価格の下落に見舞われる可能性があることは頭に入れておきたいですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。