パーク・ハイム桜上水

Overview

マンション概要

マンション名

パーク・ハイム桜上水


交通

京王線「桜上水」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区上北沢1-28-24


建築年月

1991年 9月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

18戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

三井建設


専有面積

66.92m2 〜 102.82m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


三井の上位ブランド、パーク・ハイム

 パーク・ハイムは三井のマンション「パーク」シリーズのベースとなる、パーク・ホームズの上位グレードとして展開されたブランド。
 かつて三井のCMで「わたしは、三井に住んでいます。」というキャッチコピーがありましたが、これはパーク・ハイムに住んでこそ、ぜひ言ってみたい台詞ですね。

 そんなパーク・ハイム桜上水の外壁はブラウン色の二丁掛タイルが惜しみなく貼り巡らされ、平成バブル景気の余韻を残す風格ある佇まいです。
 マンションの敷地を取り囲む植樹は手入れがよく行き届いており、日頃の丁寧なマンション管理の良さを感じさせます。

農園が身近な平成バブルマンション

 パーク・ハイムは最寄駅の桜上水から徒歩10分の距離とそこそこ近いうえに南・東・西の三方角地で、さらに北側は遊歩道があるため、実質四方角地ともいえる開放感が魅力。

 南側道路を挟んで2階建アパートと広めの駐車場があることから、陽当りや眺望も良さそうです。
 周辺は平成バブル景気のゴージャスさとはかけ離れた農園が点在しているのはご愛嬌ですが、鉄道利便性の良さと牧歌的セタガヤ暮らしが共存できる点は、刺さる人には刺さるのでは。

贅沢な住空間を実現するも、フローリング禁止

 パーク・ハイムの住戸は専有面積が60㎡台から100㎡超えまで幅広いラインナップですが、メインは80㎡台と90㎡台のゆとりある3LDKタイプとなります。
 平成バブル景気の頃の、ゆったりとしたマンションライフを望む顧客向けに企画されたのでしょうね。

 そして全18戸と小ぶりな割に、エレベーターを2基設置することで共用廊下を少なくして、すべての住戸に両面バルコニー(室外機置場)を設置しています。
 その結果として住戸の採光性とプライバシー性、さらに風通しの良さを確保できる点はプラスですが、エレベーターの維持修繕コストが掛かる点は頭に入れておきたいところ。

 さらにパーク・ハイムは管理規約で、専有部分のフローリングへの貼替を禁止しています(カーペットのみOK)。
 これは時代錯誤と言っても差し支えなく、それであるがゆえ周辺の類似マンションと比較しても成約価格が伸びにくいのはまさに遺憾です。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。