ライオンズマンション経堂第2

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション経堂第2


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区宮坂3-7-6


建築年月

1973年 8月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

56戸


新築分譲主

大京


施工会社

東急建設


専有面積

38.47m2 〜 87.88m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


第1から微妙に進化を遂げたライマン経堂第2

 ライオンズマンション経堂第2は1973年に、マンションデベロッパーの雄・大京によって分譲された7階建マンションです。
 同年に宮坂三丁目で「ライオンズマンション経堂」が先行して販売され、その半年後に同じく東急建設とのコンビでこのライオンズマンション経堂第2が分譲されただけあって、外観はまさに瓜二つ。

 ライマン経堂第2の外壁は一見するとライマン経堂と同じに見えますが、よ~く見るとホワイト色の吹付ではなく、小さめのスクエア型タイルが貼られ、意匠面で進化を遂げています。
 エントランス脇に設置された鯉がいる人工池なんかも、実に昭和チックでまさに中古マンションならではですね。

築年数が古いことさえ目を瞑れば…

 ライマン経堂第2は最寄駅の経堂から徒歩4分と至近の距離にありながら、北西角地に佇む開放感が魅力です。
 南側はお隣の駐車場があるため現状陽当りは確保され、さらに北側道路を挟んで北沢川緑道があって自然を身近に感じることができます。

 この鉄道アクセスの良さと落ち着いた住環境に加え、総戸数が56戸のスケール感のファミリー向けマンションはそれほど存在しないため、築年数にさえ目を瞑れば相当希少性の高いマンションであることは間違いありません。

ファミリー向け住戸は多いが細かな注意点も

 ライマン経堂第2の住戸は専有面積が30㎡台から80㎡台の、幅広い間取りのラインナップとなっています。
 経堂駅から至近の立地で、すぐ北側に北沢川緑道を望む閑静な住環境なだけにおひとりさまはもちろん、通勤通学に便利で穏やかな暮らしを望むファミリー層向けの住戸が多いのも嬉しいですね。

 外観はライマン経堂と同じく雁行型フォルムで周囲に空間があるため、西側道路(西福寺通り)から望む佇まいからは凄みを感じます。
 バルコニーのほかに室外機置場やサッシが多く採り入れられ、どの住戸も陽当りや採光性はじゅうぶん高そう。

 最後に、ライマン経堂第2は給湯は電気温水器の利用となること(住戸によってはガス給湯器に変更している)、さらに言葉で説明しづらいのですが間取りがやや変形なタイプが散見され、専有面積の割に使い勝手の良くない間取りもあることは抑えておきたいところです。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。