赤堤の家

Overview

マンション概要

マンション名

赤堤の家


交通

小田急線「豪徳寺」駅 徒歩5分
世田谷線「山下」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区赤堤2-8-9


建築年月

2003年 8月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付5階建


総戸数

25戸


新築分譲主

スターディベロップメント


施工会社

野村建設工業


専有面積

55.46m2 〜 121.01m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


外資系スター開発が造った赤堤の家

 2003年に赤堤の家を分譲したのはスターディベロップメントという、(確か)外資系の不動産会社です。
 外資系だからか、逆の発想で「マンション名が外来語ではなく、日本語にしたんだ…」と当時は思いましたね。

 そんな赤堤の家は外資系らしい斬新なコンセプトで、まさにマンション名らしく大きな一軒家のように4、5階部分を屋根部分に見立てて、それより下の階はレンガ風タイルとホワイトに塗装された外壁が鮮やかにデザインされています。
 シンプルなエントランス周りも、どこか近未来的でカッコいいですよね。

グルメも楽しく閑静な住環境が魅力

 赤堤の家は小田急線と世田谷線(通称:セタ線)の2駅が徒歩5分圏内という、鉄道アクセスの良さが最大の魅力です。
 そして経堂・豪徳寺界隈で名高い邸宅街の赤堤に立地し、閑静で落ち着きのある住環境も見逃せません。

 大型スーパーは経堂・梅ヶ丘駅やオオゼキ松原店まで行かなければなりませんが、豪徳寺商店街の隠れた名店や有名な世田谷・火龍園など、通好みの飲食店が至近の立地で、グルメにはたまりませんね。

魅力は相応にあるものの、割り切れなさは残る

 赤堤の家の住戸は、その多くが専有面積が70㎡から90㎡の3LDKタイプで構成され、まさに「家」と言える間取りばかりです。
 道路幅にゆとりのある北西角地に立地していることから、どの住戸も眺望は良さげで採光性もまったく問題なさそう。

 マンションの駐車場は地下1階にあり、棟内で直接住戸に行き来できる点はメリット大ですが、赤堤の家が何かと高コスト体質なのは気になります。
 例えば最も広い住戸の121㎡タイプは駐車場1台が専用使用権付きで、住戸を所有するだけで管理費など毎月11万円近くのランニングコストを負担しなければなりません。
 これが平成バブル景気の負の遺産であればまだ理解できますが、平成中期の産物だと見方もずいぶん変わってきます。

 総じて赤堤の家は、決してゴージャスなマンションでもなく平成バブルに翻弄された訳でもないのに、何だか割り切れない中途半端さだけが残る感じですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。