ライオンズマンション馬事公苑パークサイド

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション馬事公苑パークサイド


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩18分


所在地

世田谷区桜3-12-6


建築年月

2000年 2月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

34戸


新築分譲主

大京


施工会社

鹿島建設


専有面積

63.62m2 〜 141.32m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


大京×大手ゼネコンの珍しいライマン

 ライオンズマンション馬事公苑パークサイドは2000年、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲した低層3階建のマンションです。
 大京と言えばライオンズマンション(通称:ライマン)の名で良く知られており、ここはJRA馬事公苑のすぐ隣という立地も手伝ってマンション名にパークサイドを添えてあります。

 そんなライマン馬事パークサイドは建物の高さ制限が最も厳しい第一種低層住居専用地域に建てられ、またライマンにしては珍しく大手ゼネコンの鹿島建設が施工を担当。
 馬事公苑に寄り添うように佇む低層3階建フォルムは、現地で見ると本当に迫力がありますよ。

陽当りが良く静かな住環境が自慢

 ライマン馬事パークサイドは南・西・北のゆとりある道路幅に面する開放的な三方角地に立地。
 これらの道路はそれほど交通量が多くもないため陽当りや眺望が優れ、静かで落ち着いた住環境を実現しています。

 最寄駅までの距離は果てしなく遠いですが、マンションの目の前には用賀駅⇔千歳船橋(祖師ヶ谷大蔵)駅のバス停がありますし、世田谷通りに出れば渋谷駅行きのバスが頻繁に出ています。
 スーパーがやや離れているのはやむを得ませんが、馬事公苑周辺では飲食店が充実していて、週末グルメを楽しめそう。

住戸のポジションによる評価の違いに留意

 ライマン馬事パークサイドの住戸は専有面積が60㎡台から140㎡超えまで、幅広いラインナップとなっています。
 各住戸ともゆとりのある間取りが特徴で、専有面積が70㎡台は2LDKタイプとなっており(3LDKへの改装はやや難しい)、主寝室は8帖ほどの広さを確保。
 ただし100㎡を超える大型住戸はほとんどが1階と地下1階のメゾネット形式のため、ワンフロアーで広めの住戸を狙うのは得策ではありません。

 マンションは敷地内で3つの棟に分かれていて、それぞれ南向き・東向き・西向きとなりますが、東向きのみ道路に面しないため陽当りや眺望にやや難があります。
 そのためか実際に売りに出るのは東向きの住戸が多く、成約事例も南向きと西向きの住戸と比べると、東向きは評価が厳しめの印象です。

 さらにライマン馬事パークサイドでは”世田谷低層マンションマジック”が、あまり効果を発揮しない一面もあります。
 世田谷では低層3階建マンションが、一般に不人気とされる1階の住戸でも比較的高値で売却できることが多いのですが、ライマン馬事パークサイドの1階住戸に関してはメゾネット(基本、不人気)が多く、加えて広さが100㎡を超えるため総額が張って売りづらくなってしまうんですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。