シャンピア北沢

Overview

マンション概要

マンション名

シャンピア北沢


交通

京王線「上北沢」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区上北沢4-18-15


建築年月

1974年 8月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造11階建


総戸数

40戸


新築分譲主

田島木材


施工会社

辰村組


専有面積

51.52m2 〜 54.33m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


まるで赤紫のツインタワー、シャンピア

 シャンピア北沢は1974年に田島木材によって分譲された、11階建の高層マンションです。
 同社は富山市に本社を置き、住宅資材の販売ならびに不動産開発事業を手掛ける1951年設立の歴史ある会社で、調べたところ首都圏においてシャンピアの名で分譲されたマンションは、ここ以外ありませんでした。

 そんなシャンピア上北沢は鮮やかな赤紫色の吹付タイプの外壁がスラッと天高く伸びており、北棟と南棟が分離して見えるサマはさながらツインタワーの様相です。
 まるで山奥の旅館を彷彿とさせる昭和レトロが強く漂うマンション館銘板も、実にいい味出してますよね。
 

騒音はあるがグルメを楽しめる甲州街道

 シャンピア北沢は最寄駅の上北沢から徒歩3分と至近にありますが、この甲州街道沿いには似たような古いマンションが多く建っているため、希少性は高くありません。
 目の前の甲州街道は交通量がものすごく、住戸の位置によっては常にクルマの音が聞こえてくることでしょう。

 ただ駅に近いため通勤には便利な立地ですし、甲州沿いにはチェーン店から個人経営の飲食店が豊富に揃っています。
 おひとりさまやDINKs時代をアクティブに過ごすことを考えると、シャンピア北沢は決して悪くない選択ですね。

北向きと南向きで条件が異なる点に注意

 シャンピア上北沢の住戸構成は至ってシンプルで、ワンフロアー4戸が縦に同一の広さの住戸が並んでいます。
 住戸の4つのパターンはすべて専有面積が51㎡から54㎡のレンジに収まり、間取りは2LDKオンリーのようです(リフォームで変えていなければ)。

 各フロアー4戸のうち北向きと南向きで2戸ずつに分かれており、北向きの住戸は眺望が優れているものの、甲州街道の騒音は間違いなく気になるはず。
 いっぽう南向きの住戸は甲州街道の騒音が軽減され、そのうえバルコニーの先には背の高い建物がないため、陽当りと眺望は抜群に優れています。
 過去の成約事例を見てみても、北向きと南向きの同時期における価格差を示すデータが見当たりませんが、10%くらい差が開いてもおかしくありません。

 またシャンピア北沢は定期的な大規模修繕工事の実施とともに、共用エントランスにオートロックを後付けするなど管理面への意識の高さを窺わせますね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。