桜上水パークハウス

Overview

マンション概要

マンション名

桜上水パークハウス


交通

京王線「桜上水」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区桜上水4-18-8


建築年月

1997年 2月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

23戸


新築分譲主

三菱地所


施工会社

地崎鋼業


専有面積

58.48m2 〜 104.46m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


後発に名を奪われた元祖パークハウス

 桜上水パークハウスは1997年に分譲された5階建マンションで、このパークハウスは”丸の内の大家さん”と呼ばれる、財閥系不動産会社の三菱が分譲するマンションシリーズです。
 三菱は現在、旧藤和不動産を合併して三菱地所レジデンスとなり、ザ・パークハウスのブランド名でマンションを分譲していますが、この桜上水パークハウスは合併前に販売されました。

 そんな桜上水パークハウスは落ち着いたグレーの色合いのタイルが全面に貼られ、石貼りのエントランスとともに外観からは荘厳さを漂わせます。
 これはこれでじゅうぶん魅力的ではありますが、販売5年後に近隣で全80戸・中規模スケールの「桜上水南パークハウス」を分譲してからは、すっかりパークハウスの名を奪われた感じがしないでもありません。

桜上水南口徒歩3分の希少な立地

 桜上水パークハウスは最寄駅の桜上水駅から荒玉水道道路をまっすぐ通って3分の距離にある、電車アクセス性の高さが最大の魅力。
 桜上水駅北口から甲州街道までの間に建つマンションは多いですが、この南口を出て徒歩3分はかなり希少です。

 桜上水駅前にはキッチンコート桜上水店をはじめ、多くの店舗・飲食店が揃っているため、普段の生活に不便さを感じることはなさそうです。
 ただしマンション西側を通る荒玉水道道路はそこそこクルマや自転車が通るため、マンションに出入りするときは注意が必要ですね。

上層階ほど条件が良く価格差が生まれやすい

 桜上水パークハウスの住戸は専有面積が50㎡台から100㎡台までの幅広いラインナップとなっています。
 桜上水駅から徒歩3分と至近な立地だけにその多彩な用途を見越して、DINKsから大人数世帯まで意識した間取りが多く用意されていますね。

 マンションは横に長い形状で住戸はすべて南向きのため陽当りは良いものと思われますが、南側隣接地には「エクレールコート桜上水」をはじめとした3階建の建物があるため、4階以上の住戸でないと眺望は抜けないことでしょう。
 ただし4階以上の住戸は90㎡、100㎡タイプなど大型の間取りが目立つため、取引価格の総額が大きくなることは避けられそうにありません。

 シンプルに駅近&三菱分譲なだけで割高になる傾向にありますが、この桜上水パークハウスは眺望の抜け感やプレミアム(ルーフバルコニー)など上層階と低層階でやや価格差が付きやすいマンションにも見えます。
 過去の成約事例も少ないだけに、売り物件が出た際には近隣の類似マンションと比較してしっかり精査したいものですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。