ライオンズマンション馬事公苑第3

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション馬事公苑第3


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩13分


所在地

世田谷区弦巻5-11-6


建築年月

1985年 7月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

23戸


新築分譲主

大京


施工会社

多田建設


専有面積

16.66m2 〜 51.87m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


1980年代ライマン王道のレンガ風タイル貼り

 ライオンズマンション馬事公苑第3は1985年に大京によって分譲された、4階建のマンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)と言えば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして非常に有名。

 1980年代のライマンは濃淡分かれるベージュ色の外壁タイルがお馴染みで、このライマン馬事公苑第3も例外でないTHE・ライマンの王道たる外観です。
 ライマン馬事公苑第3の目の前には永らく空室が目立つ「都営弦巻住宅」があって陰鬱な雰囲気でしたが、ついに「カーメスト桜新町」に建替えられずいぶんあか抜けましたよ。

新興住宅地のような雰囲気に一変

 ライマン馬事公苑第3は最寄駅の桜新町からやや距離があるものの、閑静な住宅街に立地し住環境は良好です。
 前にも述べたようにカーメストに建て替わって、マンション周辺はさながらニュータウンのような新興住宅地に様変わりしたのが大きいですね。

 さらに前面道路は近所の住民以外それほどクルマは通りませんし、近隣にはJRA弦巻公園や松丘公園など点在していて、子育てするのに便利な環境と言えるでしょう。

ワンルーム混在型エレなしライマン

 ライマン馬事公苑第3の住戸はライマンにしては珍しく(?)、ワンルーム混在型の構成となっています。
 全23戸のうち専有面積が30㎡未満のワンルーム系住戸は7戸あり、それ以外の住戸も40㎡から51㎡とコンパクトなサイズが目立ちます。
 住戸は南・西・東向きにわかれますが、西側と東側隣接地には間隔が狭い距離に建物が建っているため、南向き以外の住戸の陽当りや眺望はそれほど期待できないかもしれません。

 そしてライマン馬事公苑第3は4階建でエレベーターが付いていません(通称:エレなし)。
 近隣の「ライオンズマンション馬事公苑第2」は同じ4階建でエレベーターを設置したにも関わらず、なぜこのライマン馬事公苑第3をエレなしにしたのかは疑問ですが、これは逆にメリットと言えるかもしれませんね。

 と言うのも、エレベーターは定期的な保守点検や改修工事が必要になるため、その負担のないライマン馬事公苑第3のほうがマンションの維持コストを軽減できるからです。
 ただし特に4階の住戸は毎日の階段の上り下りは大変ですし、将来売ったり貸したりする際には苦戦必至となることは頭に入れておきましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。