ルピナス上北沢

Overview

マンション概要

マンション名

ルピナス上北沢


交通

京王線「上北沢」駅 徒歩2分


所在地

世田谷区上北沢4-17-14


建築年月

1981年 10月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

19戸


新築分譲主

三宝建設工業


施工会社

松村組


専有面積

48.53m2 〜 64.82m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


昭和ロマン漂う吹付タイプのルピナス

 ルピナス上北沢は1981年に三宝建設工業によって分譲された、7階建のマンションです。
 ルピナスと聞くと、駿河建設(後のスルガコーポレーション、すでに倒産)が分譲したマンション名のほうが知られていますが、駿河より一足早い1980年代に三宝建設工業がこのルピナスシリーズを世に出していました。
 ちなみにルピナスは穂のように小さなお花を咲かせる植物で、その花言葉は”安らぎ、いつも幸せ、貪欲”だそうですよ。

 そんなルピナス上北沢の外壁は昭和ロマン漂うホワイト色の吹付タイプで、バルコニー側の凹凸デザインが存在感を強く主張しています。
 エントランス周りのみタイルが貼られており、この使い分けのセンスは好きですね(表面だけタイルを貼って裏は吹付というスタイルはみっともない印象)。

甲州沿い≒デメリット、だけでない

 ルピナス上北沢は最寄駅の上北沢から徒歩2分と至近にありますが、この甲州街道沿いには似たような古いマンションが多く建っているため、希少性は高くありません。
 目の前の甲州街道は交通量がものすごく、常にクルマやバイクの音が聞こえてくることでしょう。

 ただ駅に近いため通勤には便利な立地ですし、甲州沿いにはチェーン店から個人経営の飲食店が豊富に揃っています。
 住環境は決して良好とは言えませんが、おひとりさまやDINKs時代をアクティブに過ごすことを考えると、ルピナス上北沢は決して悪くない選択ですね。

ほぼ50㎡前後の住戸にてラインナップ

 ルピナス上北沢の住戸は専有面積が48㎡から64㎡のラインナップですが、実際には全19戸のうち18戸が48㎡から50㎡のサイズに偏っています。
 住戸はすべて南向きで、南側隣接地にはそれほど背が高い建物もないため、陽当りや眺望に恵まれた住戸が多そうな印象。
 さらにワンフロアー2戸ないし3戸の配置につき角住戸が多く、採光性や風通しもきっと良いことでしょう。

 中心となる48㎡、50㎡タイプの間取りは使いやすいシンプルな2LDKとなっており、おひとりさまやDINKs、3人家族まで使い勝手は良さそうです。
 さらにマンション自体は旧耐震(※1981年5月31日以前の建築確認)ですが、2016年に耐震改修工事を実施している点も安心ですね。

 隣のガソリンスタンドが気になると言えば気になりますが、まぁ甲州沿いである以上、この手の店舗や施設は許容範囲としなければダメかもしれません。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。