上用賀パークマンション

Overview

マンション概要

マンション名

上用賀パークマンション


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩20分


所在地

世田谷区上用賀


建築年月

1972年 11月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

94戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

三井建設


専有面積

67.41m2 〜 91.31m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


高級グレード実施前のパークマンション

 上用賀パークマンションは1972年に三井不動産によって分譲された北棟7階建、南棟4階建のマンションです。
 三井が展開する「パーク」シリーズにおいてパーク・マンションは最高級グレードに位置付けられ、世田谷のパーク・マンションは上用賀のほかに三軒茶屋、深沢、経堂の全4棟にとどまります(ただし上用賀だけは最高級じゃない)。
 ちなみに世田谷でのパーク・マンションは、1989年の深沢を最後に分譲されておらず、もうこの先世田谷で新しいパーク・マンションには出会えないかもしれませんね。

 そんな上用賀パークマンションの外観は、昭和感が強めなホワイト色の吹付スタイルとなっています。
 殺風景なエントランス周りを見てみても、三井がまだ分譲マンション事業に力を入れていない感じが伝わってきますね。
 

駅からは遠いが意外と便利な立地

 上用賀パークマンションは最寄駅からの距離は果てしなく遠いですが、近隣にはJRA馬事公苑や世田谷通り沿いには多くの飲食店が集まり、普段の散歩や週末グルメが楽しめそうです。
 さらにこの世田谷通りは東急バスが頻繁に走っていて、渋谷駅方面にアクセスするのであれば、ヘタに駅10分くらいの立地のマンションよりも早く到着できるかもしれません。

 マンション北側道路を挟んでコンビニやドラッグストアがあるのでちょっとした買い物はここで済みますし、関東中央病院も至近で何かと揃った立地が強みですね。

北棟と南棟で同じ点、異なる点を整理

 上用賀パークマンションの住戸は専有面積が60㎡台から90㎡台までラインナップされていますが、全94戸中74戸が67㎡・75㎡タイプで占められます。
 住戸はすべて南向きで、北棟の南側はマンション駐車場の空間が広がり、南棟バルコニーの先には上用賀公園があるため、将来にわたり陽当りや眺望に変化がなさそうなのはとても魅力的ですね。

 そして「築古マンションあるある」なのが、上用賀パークマンションには分譲駐車場付きや専用トランクルーム付きの住戸が存在する点です。
 これらは格安ないし無償で使える優れものなので、売り物件が出たときには早めに詳細を確認することをおススメします。

 最後に北棟と南棟では建築工法が異なるのも事前に抑えておきたいところ。
 これは北棟がラーメン工法で南棟は壁式工法のため、リノベーション工事による間取りや水回り位置の変更について、北棟の方が割と自由に設計しやすいのです。
 それこそ永住目的で上用賀パークマンションを買うとするならば、北棟のほうが何かと便利なことが多いはずですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。