Overview
マンション概要
マンション名
馬事公苑ヒミコマンション
交通
田園都市線「用賀」駅 徒歩13分
所在地
世田谷区上用賀1-25-15
建築年月
1976年 10月
構造
鉄筋コンクリート造5階建
総戸数
12戸
新築分譲主
日栄開発
施工会社
青木建設
専有面積
51.10m2 〜 51.30m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
レッドの屋根が可愛らしい馬事公苑ヒミコ
馬事公苑ヒミコマンションは1976年に日榮開発(すでに倒産)によって分譲された、5階建のマンションです。
同社はヒミコマンションをはじめヒミコセラン、ヒミコハビタットの3ブランドを展開しており、ヒミコとは、魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の卑弥呼の名を拝借しているのでしょう(そう理解するほかない)。
マンション、セラン、ハビタットの違いはマンションをベースグレードとし、セランはちょっとだけ高級志向、ハビタットは階段で住戸を振り分けた戸建感覚、と本当に微妙な違いしかありません。
そんな馬事公苑ヒミコマンションの外観は安定のホワイト色の吹付タイプとなっており、屋根の紅色が可愛らしい雰囲気ですね。
世田谷の他のヒミコシリーズと比べても、この馬事公苑ヒミコマンションは華がありますよ。
馬事公苑の目の前の希少なロケーション
馬事公苑ヒミコマンションは北側道路(用賀七条通り)を挟んで目の前がJRA馬事公苑という、希少性の高いロケーションが最大の魅力。
最寄駅の用賀までは少々歩きますが、七条通りには東急バスの停留所「馬事公苑前駐在所」があるため、用賀駅にも小田急線の駅にも意外とアクセスのしやすい立地です。
スーパーなど食料品店もやや離れますが、七条通りを西に10分ほど歩けば砧公園に出られますし、北方面の世田谷通り沿いには飲食店が多く集まっており、週末は何かと楽しめそうですよ。
恐怖のエレなし5階生活
馬事公苑ヒミコマンションの住戸は専有面積が51.10㎡タイプと51.30㎡タイプの、ほぼ同一の2パターンで構成されます。
すべての住戸は2階以上かつ南向きですので、陽当りや眺望に恵まれていることでしょう。
ただし馬事公苑ヒミコマンションにはエレベーターがついておらず(通称:エレなし)、とりわけ4階や5階の住戸は毎日の階段の上り下りが武者修行の様相であり、将来売るにも貸すにも苦戦必至となることはしっかり頭に入れておきましょう。
ところでヒミコシリーズのエレなしは珍しくありませんが、馬事公苑ヒミコマンションでは珍しいことに屋内駐車場が付いています。
しかしこの3区画分の駐車場は専用使用権付きとなっており、特定の3戸以外の住民は使用することができず、さらに天井がかなり低いため最近の背の高いクルマは入れられないように見受けられます。
まぁ考えようによって馬事公苑ヒミコマンションの上層階は割安に買える可能性も高いですし、それが運よく駐車場権利付きの住戸であれば格安でクルマを停められます。
ここにハマる属性の方は少ないかもですが、コスパ重視で考えると決して悪い選択ではなさそう。
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