グランシティ上用賀

Overview

マンション概要

マンション名

グランシティ上用賀


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩22分


所在地

世田谷区上用賀4-37-12


建築年月

2004年 1月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造11階建


総戸数

100戸


新築分譲主

日本綜合地所


施工会社

大豊建設


専有面積

66.36m2 〜 92.10m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


ヨーロッパの美しさを表現するフォルム

 グランシティ上用賀は2004年に日本綜合地所によって分譲された、11階建の高層マンションです。
 同社は2007年のマンション供給ランキングで6位に入るなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの新興マンションデベロッパーでしたが、急速に資金繰りが悪化し2009年に倒産に至りました。
 2008年12月には翌年4月入社予定だった学生53名の内定取り消しを行い、大きなニュースになっていましたね。

 そんなグランシティ上用賀はヨーロッパの美しい都市を思わせる優雅なフォルムが特徴で、全100戸の中規模スケールは道路面から見ると相当のインパクトがあります。
 エントランス周りにはきれいな花々が咲き誇っており、これをテイクアウトしてしまう不届き者もいるようで「勝手に持ち帰らないように」との禁止書きがありました。

買い物やグルメ、通院にも便利な立地

 グランシティ上用賀は開放感のある世田谷通り(通称:セタ通)沿いの北西角地に立地します。
 駅までの距離は果てしなく遠いですが、セタ通は頻繁に東急バスが走っているため、渋谷駅へ出るにはバス利用の方がはるかに便利かもしれません。

 またセタ道沿いには大型スーパーのサミットストア砧店をはじめ様々な店舗や飲食店が揃っており、普段の買い物やグルメに困ることはなさそう。
 永住を前提に考えると、西側道路を挟んで関東中央病院があるのも心強いですね。

間取りとバルコニーの向きをチェック

 グランシティ上用賀の住戸は専有面積が70㎡台と80㎡台を中心とした、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 駅までのアクセスの良さに多少目を瞑り、広さを重視した間取りが多いのは有り難いですね。

 ただしデザイン性を優先したからかやや変形的な間取りが散見され、壁が斜めだったり開口部が少なかったりする割安な住戸もありますので、内見前に確認しておきたいところです。
 また、住戸の陽当りや眺望に関して現在はまったく問題ありませんが、マンション東側と南側は更地になっており、いつ何が建ってもおかしくありません。
 そのため、将来東向きと南向き住戸は眺望が悪化するリスクがあることは、事前に抑えておきましょう。

 最後に、グランシティ上用賀は機械式駐車場の1区画(使用料無償)が、すべての住戸にもれなく付いてきます。
 ただでさえ機械式駐車場の保守点検・更新工事のコスト負担は大きいのに、それをタダにしたツケは管理組合に返ってくるので、「駐車場がタダ!ラッキー♪」と喜んでばかりいられませんから、ご注意を。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。