パーク・コート上用賀

Overview

マンション概要

マンション名

パーク・コート上用賀


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩11分


所在地

世田谷区上用賀1-26-23


建築年月

1992年 1月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

16戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

新井組


専有面積

82.48m2 〜 124.46m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


三井の高級別路線、パーク・コート

 パーク・コート上用賀は平成バブル崩壊後の1992年に三井不動産が分譲した、5階建のマンションです。
 三井のマンションと言えばパークシリーズで知られ、ベースとなるパークホームズ、そこからパーク・ハイム、パーク・マンションと序列を上げますが、そのいっぽう数少ないながらも高級路線のパーク・コートを限定的に販売しました。

 そんなパーク・コート上用賀の外壁はグレー色で横に細長い形状のタイルが全面に貼られ、エントランス周りは光沢感のある石貼りを採用し、真に高級な存在感を放ちます。
 エントランス庇やバルコニー手摺、窓枠にあしらわれたグリーンが、全体フォルムの中で良いワンポイントになっていますね。

大きな公園に近い、閑静な住宅街

 パーク・コート上用賀は最寄駅の用賀から歩くこと11分、閑静な住宅街で知られる上用賀の明るい東南角地に立地します。
 道路はともに交通量は少なめで、静かで落ち着きのある毎日の暮らしが期待できることでしょう。

 マンション近隣にはJRA馬事公苑があり、西方向に少し歩けば砧公園もあるため、散歩やジョギングも楽しめそうですね。
 また東名入口や第三京浜にアクセスもしやすく、クルマで遠出するにも便利な立地ですよ。

ゆとりの住戸に駐車場付き、ただ問題も…

 平成バブル景気の余韻冷めやらぬパーク・コート上用賀の住戸は、ゆとりある広めのサイズの住戸が目立ちます。
 全16戸のうち半数を超える10戸が専有面積100㎡を超え、しかも100㎡未満の6戸はいずれも2LDKの間取りとなっています。
 小ぶりゆえに住戸位置はすべて角となるため採光性や風通しは良く、周囲は空間が確保されているため陽当りは良さそう。

 またすべての住戸に駐車場の専用使用権(月額30,000円)が付きますので、クルマの保有者にとっては安心ですね。
 ただし、これはパーク・コート上用賀のウィークポイントにもつながるのですが、駐車場は利用の有無にかかわらず使用料を負担せねばならず、管理費と修繕積立金を加えると月額80,000円から100,000円近いランニングコスト(2023年9月現在)が発生します。

 そして1990年代に販売した三井のマンションの特徴のひとつに、床フローリングへの貼替が管理規約で禁止されていることもネックです。
 現代はフローリング貼りが一般的であるがゆえにやや時代錯誤な感もあり、前に述べた高額なランニングコストの負担もあるのが玉にキズ、といった感じですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。