パーク・ハイム千歳船橋

Overview

マンション概要

マンション名

パーク・ハイム千歳船橋


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩5分


所在地

世田谷区船橋1-34-7


建築年月

1986年 3月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

49戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

大林組


専有面積

56.07m2 〜 99.02m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


シンメトリーの美しさ、パーク・ハイム千歳船橋

 パーク・ハイム千歳船橋は1986年に三井不動産によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 このパーク・ハイムは三井のパークシリーズのベースとなる、パーク・ホームズの上位グレードとして展開されたブランドです。
 かつて三井のCMで「わたしは、三井に住んでいます。」というキャッチコピーがありましたが、これはパーク・ハイムに住んでこそ、ぜひ言ってみたい台詞ですね。

 そんなパーク・ハイム千歳船橋の外壁は爽やかなホワイト色のタイルが全面に貼り巡らされ、周辺の街並みの中でひときわ存在感を放っています。
 道路に面する南棟のフォルムが、1階のエントランス部分と車庫以外はシンメトリー(左右対称)になっているのが美しいですよね。

駅徒歩5分にして、低層住宅街に住まう

 パーク・ハイム千歳船橋は最寄駅の千歳船橋から徒歩5分と至近でありながら、周辺は低層戸建やマンションが建ち並ぶ閑静な住宅街に立地します。
 マンションは”コ”の字を反対にした形状で中庭(と言うか、マンションの駐車場)などの共用部の空間を多く確保し、春の季節は敷地に植樹された桜の木がきれいに咲き誇ります。

 普段の買い物は千歳船橋駅周辺の店舗で事足りるでしょうし、さらに南のワンブロック先には千歳通りがあって、小田急バスの「千歳船橋駅」バス停を使えば京王線の特急停車駅・千歳烏山に15分ほどでアクセスできる点も地味に見逃せません。

低層3階建とエレなしの微妙な関係

 パーク・ハイム千歳船橋の住戸は専有面積が50㎡台から90㎡台まで、バランスがとれたラインナップとなっています。
 世田谷の低層マンションでの暮らしを望むおひとりさまやDINKsから4人家族まで、さまざまな需要に応える住戸が用意されているのは有り難いですね。

 パーク・ハイム千歳船橋にはエレベーターがなく(通称:エレなし)、随所に配置された階段から各住戸にアプローチするため、採光性やプライバシー性が高いのがメリットとして挙げられます。
 いっぽうで昭和建築ということもあってか、居室が広めでリビングが狭い間取りが多く散見され、さらにマンションが壁式工法で建てられているため、リノベーション工事によって大きく間取りを変更できないのも残念なところ。

 最後にパーク・ハイム千歳船橋は”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できることも見逃せません。
 さらにエレなしが影響するのか、最上階の3階住戸の評価はむしろ低めで、階段の上り下りの必要がない1階住戸のほうがより高値で成約したデータもありますので、参考までに。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。