アールブラン世田谷桜丘

Overview

マンション概要

マンション名

アールブラン世田谷桜丘


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩7分


所在地

世田谷区桜丘5-2-14


建築年月

2006年 3月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

48戸


新築分譲主

モリモト


施工会社

三井住友建設


専有面積

60.70m2 〜 100.08m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


モリモトの白い芸術、アールブラン世田谷桜丘

 アールブラン世田谷桜丘は2003年にモリモトが分譲した、3階建(地下1階付)の低層レジデンス。
 同社と言えばクレッセントやディアナ、ピアースなどのブランド名で知られるマンションデベロッパーですが、このアールブランもその一角を占めます。
 アールブランとはフランス語で”art blanc(白い芸術)”を意味し、「流行に染まらず様式にとらわれない無垢な魅力(同社HPより抜粋)」を表現しているそうですよ。

 そんなアールブラン世田谷桜丘の外壁はブラックの小さめなスクエア型タイルと、バルコニーに採用された半透明パネルのコントラストがキリっとした印象をもたらします。
 エントランス周りはシンプルというか無機質な雰囲気で、良く言えば都会的ですがどこか殺風景な感じもしますね。

ほのぼのとした牧歌的な空気が蔓延

 アールブラン世田谷桜丘は最寄駅の千歳船橋から徒歩7分とほど近い、閑静な住宅街に立地します。
 まぁ閑静な住宅街と言っても、マンション西側には生産緑地に指定された広めの農園が広がり、東側には桜丘幼稚園の園児たちの歓声がこだましていて、ほのぼのとした牧歌的な空気が蔓延しています。

 マンションから北方向に進むと千歳通りに出られ、ここから東急バスを利用すれば渋谷駅方面や用賀駅へのアクセスができるため、意外と足回りの良い立地であることも見逃せません。

表向きは3階建だが実質4階建ゆえのデメリットも

 アールブラン世田谷桜丘の住戸は専有面積が60㎡台から100㎡台までの、バランスがとれたラインナップとなっています。
 住戸の向きは南・東・西にわかれますが、前に述べたように南側は道路に面し、西側は農園、東側はほぼ幼稚園の庭とあって、陽当りや眺望に恵まれた住戸が多そうな印象。
 間取りを眺めてみると各住戸の設計がとても上手で、角状の住戸や二面バルコニーを配置したプランが多く、採光性や風通しの良さを取り入れています。

 ただマンションの構造は地下1階付3階建となっており、これは実質4階建のようなものでアールブラン世田谷桜丘には地下1階住戸が普通に存在しています。
 陽当りや眺望に難のありそうな地下1階住戸はやはり不人気の傾向が見受けられ、成約事例では平米単価10%ほど価格がダウンして取引されていますので、頭に入れておきましょう。

 これを冷静に考えれば、1階住戸には下階の住戸が存在していることでもあり、子どもの足音などで下階への迷惑を気にするご家庭にとっては、せっかくの1階住戸のメリットを失うことでもありますので、注意が必要です。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。