Overview
マンション概要
マンション名
経堂ヒミコセラン
交通
小田急線「経堂」駅 徒歩8分
所在地
世田谷区宮坂1-19-15
建築年月
1980年 9月
構造
鉄筋コンクリート造4階建
総戸数
26戸
新築分譲主
日榮開発
施工会社
辰村組
専有面積
48.96m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
ヒミコ高級志向のセランはタイル貼り
経堂ヒミコセランは1980年に日榮開発(すでに倒産)によって分譲された、4階建のマンションです。
同社はヒミコマンションをはじめヒミコセラン、ヒミコハビタットの3ブランドを展開し、ヒミコとは魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の卑弥呼の名を拝借しているのでしょう(そう理解するほかない)。
マンション、セラン、ハビタットの違いは、マンションを基本路線としつつ、セランはちょっとだけ高級志向、ハビタットは階段で住戸を振り分けた戸建感覚、と本当に微妙な違いしかありません。
そんな経堂ヒミコセランの外壁はレンガ調のタイルが全面に貼られ、高級グレードらしいドッシリとした存在感があります。
エントランス扉を何気なく眺めると、ヒミコマンションは高床式住居の絵柄だったのがセランは洋館にランクアップしていることからも、高級志向なのがわかりますね。
2駅2路線が使える閑静な住宅街に立地
経堂ヒミコセランは最寄駅の経堂から徒歩7分とほど近いうえに、周辺は閑静な住宅街という恵まれた立地が魅力。
前面は幅員にゆとりのある道路で、しかもそれほどクルマが通らないため、静かで落ち着いた暮らしが期待できます。
普段の買い物は、西方向に徒歩4分ほどの距離の「農大通り商店街」で事足りますし、あるいは逆の東方向では世田谷線(通称:セタ線)の宮の坂駅も利用できますので、セタ線を使って三軒茶屋駅や下高井戸駅へのアクセス性に優れた点も、経堂ヒミコセランの隠れた実力と言えそうです。
住戸タイプは1つだけの潔さ
経堂ヒミコセランは全26戸すべてが専有面積48.96㎡のみの1パターンという、マンション界の「漢の中の漢」のような潔さです。
これを逆に考えれば、50㎡くらいの広さを希望している方にとって100%の確率で近しい間取りの住戸が売りに出るため、与しやすいのがGOODですね。
住戸はすべて南向きで、マンション南側は低層戸建が建ち並ぶため、眺望が抜けそうなのは3階以上の住戸に限定されそうな印象です。
ただし、ヒミコ安定のエレベーターがついていない(通称:エレなし)ことから、眺望の良さと引き換えに毎日の階段の上り下りを受け入れる必要が出てきそう。
本来エレなしの4階建となると4階住戸はかなり価格がダウンするのですが、成約事例を眺めてみてもこの経堂ヒミコセランに関してはそれほどの価格差が見られません。
となると、4階部分の陽当りや眺望は2階や3階のそれよりも頭一つ優れていることの証左と言えるかもしれませんね。
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