フォルム世田谷経堂

Overview

マンション概要

マンション名

フォルム世田谷経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩8分
世田谷線「宮の坂」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区宮坂1-34-28


建築年月

2009年 10月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付4階建


総戸数

22戸


新築分譲主

コスモスイニシア


施工会社

大豊建設


専有面積

61.46m2 〜 102.79m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


周囲の街並みに溶け込むフォルム世田谷経堂

 フォルム世田谷経堂は2009年にコスモスイニシアによって分譲された、4階建のマンションです。
 同社のマンションと言えばコスモに始まりこのフォルムを経て、現在はイニシアのブランド名でマンション分譲事業を展開しています。

 そんなフォルム世田谷経堂の外壁は、周囲の街並みにほどよく調和したアイボリー色のタイルが陽に照らされ、暖かみのある雰囲気が特徴的です。
 装飾のない実にシンプルなエントランス周りですが、これはこれでかえって高級感があってGOODですね。

2駅2路線が使え、開放的な東南角地に立地

 フォルム世田谷経堂は最寄駅の経堂から徒歩8分の距離にあるうえ、世田谷線(通称:セタ線)の宮の坂駅も徒歩4分と近く、2駅2路線が使える好立地です。
 さらに周辺は閑静な低層住宅街であり、交通量が少ない明るい開放的な東南角地に佇むため、静かで穏やかな暮らしが期待できそう。

 普段の買い物は多彩な店舗が集まる経堂駅周辺で事足りますし、セタ線を使えば三軒茶屋駅や上町駅、下高井戸駅など個性的な街へのアクセスが容易な点も嬉しいですね。

高級志向は大いに結構だが将来に不安も

 フォルム世田谷経堂の住戸は専有面積が60㎡台から100㎡台まで、バランスの取れたラインナップになっています。
 前に述べたようにマンションは東南角地に立地しているため、特に東向きと南向き住戸は陽当りや眺望が優れており、実際に高い価格で取引されているようですね。
 そしてマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、将来にわたり背の高い建物が建つことが無いのは安心材料です。

 マンション共用廊下はホテルライクな内廊下設計で、エレベーターが2基設置されるなど高級感があって快適そう。
 ただエレベーターは定期的な保守点検や将来には改修工事が必要になり、さらにマンションのカネ喰い虫である機械式駐車場もあるため、全22戸と小規模ゆえに修繕コストが重くなるのは確実です。

 最後にマンション東側道路は都市計画道路となっており、将来北方向には小田急線の高架を潜って赤堤交番方面までつながる予定です。
 利便性が向上するのは望ましいですが、交通量の増加など住環境が悪化する可能性もあるだけに複雑ですね。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。