マスターズガーデン世田谷桜

Overview

マンション概要

マンション名

マスターズガーデン世田谷桜


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩14分


所在地

世田谷区桜2-4-1


建築年月

2003年 3月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付4階建


総戸数

172戸


新築分譲主

オリックス・リアルエステート
三菱地所
新日鉄都市開発


施工会社

東海興業


専有面積

61.25m2 〜 127.60m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★☆☆☆☆


経堂エリア最大級の低層マスターズ

 マスターズガーデン世田谷桜は2003年にオリックス・リアルエステート(現、オリックス不動産)ほか3社JVによって分譲された、全172戸のスケールの4階建マンションです。
 3社JVゆえなのか、マスターズガーデンと言うあまり聞きなれないブランド名ですが、何にせよ経堂エリア最大級のマンションとあって、経堂界隈にとってはとても有名なマンションですね。

 そんなマスターズガーデン世田谷桜の外壁は落ち着いたベージュ色のタイルを纏い、世田谷桜の閑静な低層住宅街にほどよく溶け込んでいます。
 この規模の低層マンションの形状はまるで”逆タワマン”のようで、これはこれで違った意味でマンションの造形美を感じますね。

公園が点在し、共用サービスや設備が充実

 マスターズガーデン世田谷桜は、建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域の開放的な南西角地に立地します。
 南側の道路を挟んで球技が楽しめる桜みんなの公園があり、さらに東南側の隣接地には乳幼児にピッタリの桜公園があって、子どもの成長に合わせて使い分けられる施設が近いのも嬉しいですね。

 そして大規模のスケールメリットを活かした共用サービス・設備も充実しており、24時間有人管理に加えてシアタールーム、ラウンジ、オーナーズルームが利用できますよ。

大規模&低層は1階住戸に有利に働くか

 マスターズガーデン世田谷桜の住戸は専有面積が60㎡台から120㎡台まで、さまざまな世帯構成に対応できる間取りが揃っています。
 まぁ駅からの距離はそこそこ遠いですし、駅へのアクセスよりも広さや住環境を重視するファミリー層に刺さる良い企画ですね。

 住戸は南向きが多く、それらの南向き住戸はマンション中庭か道路に面しているため、陽当りや眺望は良さそうな印象です。
 唯一気になるのはバルコニーの前にかなり広めの駐車場がある北棟の東向き住戸で、将来ここにマンション等が建てられると眺望が一気に悪化するリスクは頭に入れておきたいところ。

 そして経堂エリア最大級のメリットは、マンション内で価格相場が安定的に形成される点も見逃せません。
 これは棟内で売り物件が頻出するため、あまり相場からかけ離れた値付けが出にくいのが理由でしょうか。

 最後にマスターズガーデン世田谷桜は”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できることも見逃せません。
 過去の成約事例をみても、もはや所在階はほぼ関係ない価格で取引されているかのような傾向すら見受けられますよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。