朝日クレス・パリオ経堂

Overview

マンション概要

マンション名

朝日クレス・パリオ経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩12分


所在地

世田谷区桜2-18-24


建築年月

1994年 3月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

18戸


新築分譲主

朝日建物


施工会社

辰建設


専有面積

56.62m2 〜 68.36m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


低層住宅街に自然と溶け込むフォルム

 朝日クレス・パリオ経堂は1994年に朝日建物によって分譲された、低層3階建のレジデンス。
 同社はこの朝日クレスパリオのほか、朝日ラ・パリオや朝日エンブレムなどのブランド名で、数多くのマンションを販売しました。
 ちなみにこの朝日建物は、東京町田に本社を置き不動産仲介業をメインとしたイケイケ営業でお馴染みwwの朝日土地建物とは、全くの無関係と思われます。

 そんな朝日クレス・パリオ経堂の外壁はちょっと濃いめのベージュ色タイルを全面に纏い、穏やかな低層住宅街に自然と溶け込むフォルムが特徴的です。
 決して煌びやかさは感じとれませんが、落ち着きがあって万人受けしそうな外観ですね。

閑静ながら駅までのアクセスは安心

 朝日クレス・パリオ経堂は閑静な住宅街の明るい北東角地に立地しています。
 最寄駅の経堂からは徒歩12分とやや離れますが、道程の大半は駅南口から伸びる「農大通り商店街」を通るため、普段の買い物に便利なうえ、学生の通学コースと重なって人通りはかなり多めです。

 そのためお子さんの通学や女性のひとり歩きも比較的に安心できますし、マンションの南方面にはJRA馬事公苑や多彩な店舗で賑わう世田谷通りが走っていて、ファミリーが暮らすのに申し分のない立地と言えそう。

全18戸とやや小ぶりな規模ゆえに注意も

 朝日クレス・パリオ経堂の住戸は専有面積が50㎡台と60㎡台の、ややコンパクトなファミリータイプの間取りで構成されます。
 経堂駅からは少し距離があるものの、そのぶん周りは戸建やアパートが建ち並ぶ閑静な住宅街で、ファミリー層が暮らすのに適した穏やかな環境が有り難いですね。
 さらにマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域であり、前に述べたように北東角地の立地に加えて隣接地は比較的に空間が確保されていることもあって、陽当りや眺望の優れた住戸が多そうな印象です。

 朝日クレス・パリオ経堂が3階建と聞くと一瞬不安になりますが安心してください、エレベーターは付いていますので足腰が弱ったとて暮らせそうな点もGOODですね。
 ただし全18戸とやや小ぶりな規模ゆえにスケールメリットはなく、さらにエレベーターの保守点検や改修工事のコストを負担しなければならないため、管理費の平米単価が430円(2023年2月時点)とやや割高に設定されているのは致し方ないかもしれません。

 最後に朝日クレス・パリオ経堂は”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できることも見逃せません。
 過去の成約事例をみても、もはや所在階はほぼ関係ない価格で取引されているかのような傾向すら見受けられますよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。