Overview
マンション概要
マンション名
セザール豪徳寺
交通
小田急線「豪徳寺」駅 徒歩12分
世田谷線「宮の坂」駅 徒歩3分
所在地
世田谷区宮坂1-1-11
建築年月
1994年 5月
構造
鉄筋コンクリート造4階建
総戸数
15戸
新築分譲主
セザール
施工会社
フジケン
専有面積
50.42m2 〜 52.47m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
青紫色タイルが意外とクセになりそうなセザール
セザール豪徳寺は1994年にその名の通りセザール(すでに倒産)によって分譲された、4階建のマンションです。
同社は当時中堅マンションデベロッパーで、この青紫色の外観フォルムと専有面積が50㎡台で無理やり3LDK(3DK)タイプを造ってマンションを販売していました。
そんなセザール豪徳寺も例外ではなく、外壁は微妙に濃淡で緩急をつけた青紫色のタイルが表側に貼られて爽やかな印象を受けるいっぽう、人目に付きにくい部分は吹付でお茶を濁す感じが何とも言えません。
私は以前この青紫色タイルがどうしても好きになれませんでしたが、最近はトレンドが一周した感もあって、好きじゃないというよりむしろ好きかも、という複雑な感情が芽生え始めています。
住環境の良さに加え緑道が至近の立地
セザール豪徳寺は最寄駅の豪徳寺から少し距離はあるものの、マンション周辺は閑静な住宅街で明るい南西角地に立地します。
世田谷線の宮の坂駅までは徒歩3分と至近ですので、ここから三軒茶屋駅や下高井戸駅にアクセスしやすい点はメリットと言えそう。
普段の買い物は駅周辺まで行かなければなりませんが、そのぶん住環境は良好ですし、マンションの北側徒歩1分のところに北沢川緑道がありますので、普段の散歩やジョギングなどにもピッタリの立地ですよ。
エレなし&壁式工法である点に注意
セザール豪徳寺は全15戸の専有面積が50㎡から52㎡までに収めてくるという、もはや名人芸と言っても過言ではない均一的な企画に脱帽します。
しかもセザールにとって50㎡あれば何が何でも3LDKを造ってくるため、LDKが10帖に和室6帖、あとは4帖台の洋室2つとかなり手狭な生活が強いられそう。
小ぶりゆえにワンフロアーに3戸か4戸の配置のため、自然と角住戸が多いうえ前に述べたように明るい南西角地に立地しており、陽当りや風通しの良さそうな住戸が多そうな印象です。
さらに前面道路はそれほどクルマが通らないため、窓を開け広げて気持ちの良い暮らしが期待できますね。
懸念点を挙げると、セザール豪徳寺にエレベーターはついてない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸にとっては毎日階段の上り下りが大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となるでしょう。
そしてマンションが壁式工法のためリノベーション工事によって間取りを変えづらく、2LDKに変更しにくい住戸がある事実にも注意したいですね。
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