ハウス南経堂

Overview

マンション概要

マンション名

ハウス南経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩7分


所在地

世田谷区経堂5-3-32


建築年月

1984年 3月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

29戸


新築分譲主

住商建物


施工会社

竹中工務店


専有面積

40.01m2 〜 73.13m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


住商建物×竹中工務店の重厚な低層レジデンス

 ハウス南経堂は1983年に住商建物×竹中工務店の重厚タッグにより分譲された、低層3階建レジデンス。
 ハウス「南」経堂とあるからには「ハウス経堂」もある訳ですが、その「ハウス経堂」は住友商事が販売したのに対し、このハウス南経堂は住商建物と、まぁ住友系列で一緒という理由からハウスの名前で分譲したのでしょうか。

 そんなハウス南経堂の外壁はベージュ色のタイルを全面に纏い、敷地内のふんだんな植栽のグリーンが柔和な雰囲気のタイルを背景にして、一段と鮮やかに色映えます。
 低層マンションらしい横に長いドッシリとしたフォルムも、実に存在感があって迫力がありますね。

駅から商店街を通りアクセスできる立地

 ハウス南経堂は最寄駅の経堂から徒歩7分とほど近い、開放的な明るい東南角地に立地します。
 さらにマンション南側道路はほとんど人やクルマが通ることはなく、静かで落ち着いた暮らしが期待できそう。

 ただ駅からの道程は駅南口から伸びる「農大通り商店街」をずっと通るため普段の買い物には便利なうえ、学生の通学コースと重なって人通りはかなり多めです。
 エントランス目の前が通学コースで喧噪な雰囲気を好まない人にとってはネガティブかもしれませんが、お子さんの通学や女性のひとり歩きも比較的に安心なのはメリットに感じる方も多いのはないでしょうか。

低層マンションゆえの強みを発揮

 ハウス南経堂の住戸は専有面積が40㎡台から70㎡台までのラインナップですが、全29戸のうち17戸が40㎡台と50㎡台のコンパクトな間取りとなっています。
 マンションの形状は主に東棟と南棟にわけることで角住戸の割合を増やすとともに、室内の採光性や風通しの良さを向上させる工夫が見て取れます。
 また、マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため背の高い建物は少なく、一定の陽当りや眺望は確保できそうな印象。

 ただし3階建とあってかエレベーターはないです(通称:エレなし)が、まぁ言うても3階建なのでエレなしがそれほどマイナスに働くことは心配なさそう。
 最後にハウス南経堂には”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できることも見逃せません。
 過去の成約事例をみても、もはや所在階はほぼ関係ない価格で取引されているかのような傾向すら見受けられますよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。