パシフィック経堂テラス

Overview

マンション概要

マンション名

パシフィック経堂テラス


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区経堂5-23-17


建築年月

1983年 9月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

8戸


新築分譲主

パシフィック開発


施工会社

東光建設


専有面積

24.44m2 〜 113.77m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


雁行型フォルムが存在感を放つパシフィック経堂

 パシフィック経堂テラスは1983年にパシフィック開発が分譲した、3階建のマンションです。
 パシフィックと聞くと太平洋興発のマンションを真っ先にイメージしますが、このパシフィック開発と太平洋興発との関係についてはよくわかりません。

 そんなパシフィック経堂テラスの外壁は1980年代初めに流行したベージュ系レンガタイルが全面に貼られ、道路面から見た雁行型フォルムがひときわ存在感を放ちます。
 マンションでは珍しいスレート葺きの屋根も、ちょっと大きな一戸建みたいでとても個性的ですね。

買い物便利でパワースポットな雰囲気も

 パシフィック経堂テラスは最寄駅の経堂から徒歩10分とほどほどの距離の、比較的に閑静な住宅街に立地します。
 マンション北方向の城山通り沿いには、大型スーパーのライフ経堂店をはじめ業務スーパーやホームセンター、各種飲食店が軒を連ねており、普段の買い物や食事の選択肢に困ることはないでしょう。

 また南方に足を運ぶと経堂界隈で有名な地主さんの邸宅があり、神秘的かつパワースポット風味な雰囲気が感じられます。
 その先には長島大榎公園があって、マンション周辺はファミリーが暮らすのにピッタリな環境と言えますね。

 

エレなしは良いが、自主管理は不安

 パシフィック経堂テラスの住戸はバラエティに富んでおり、専有面積が20㎡台から110㎡台と幅広いラインナップとなっています。
 とは言っても全8戸のうち5戸は50㎡台の2LDKタイプで占められており、一般的なファミリー向けの住戸はほとんどありません。
 すべての住戸は南向きで、マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、陽当りや眺望は概ね良さそうな印象です。

 マンションにエレベーターはありません(通称:エレなし)が、まぁ言うても3階建なので階段の上り下りはそれほど苦じゃありませんし、そして3階住戸はペントハウスの1戸しか存在しないので、エレなし自体がマイナスに働くことはなさそうです。
 ただし、パシフィック経堂テラスは分譲当初から自主管理で運営しており、管理費が安く済むメリットはあるいっぽう、運営は属人的で組合員が8名で切り盛りしなければならない点は、新参者にとって相当に不安が募ることでしょう。

 総じてパシフィック経堂テラスは、初心者にとってややハードルが高いマンションと言えそうですね。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。