朝日ラ・パリオ桜丘

Overview

マンション概要

マンション名

朝日ラ・パリオ桜丘


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩13分


所在地

世田谷区桜丘1-18-15


建築年月

1995年 2月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

23戸


新築分譲主

朝日建物


施工会社

大日本土木


専有面積

46.61m2 〜 71.46m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


平成バブル景気の余韻を残すラ・パリオ桜丘

 朝日ラ・パリオ桜丘は1995年に朝日建物によって分譲された、低層3階建のレジデンス。
 同社はこの朝日ラ・パリオのほか、朝日クレス・パリオや朝日エンブレムなどのブランド名で、数多くのマンションを販売しました。
 ちなみにこの朝日建物は、東京町田に本社を置き不動産仲介業をメインとしたイケイケ営業でお馴染みwwの朝日土地建物とは、全くの無関係と思われます。

 そんな朝日ラ・パリオ桜丘の外壁はちょっと濃いめのベージュ色タイルを全面に纏い、穏やかな低層住宅街に自然と溶け込むフォルムが特徴的です。
 エントランス周りに採用された艶のある石貼りの外壁は、平成バブル景気の余韻ともいえるゴージャスさの残り香を感じさせますね。

世田谷らしい空と緑を眺める暮らし

 朝日ラ・パリオ桜丘は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域内に存し、開放的な明るい三方角地に佇みます。
 また、少し距離はあるものの経堂駅と千歳船橋駅の2駅が利用できる鉄道アクセスの良さも魅力的。

 マンション周辺は戸建やアパートが建ち並ぶ穏やかな住宅街で、世田谷らしい空と緑を眺める暮らしが期待できます。
 西側道路を挟んで桜丘小学校があって通学に便利ないっぽうで、日中は子どもたちの歓声が響き渡るため、気になる方は事前に下見、確認しておきたいところですかね。
 

共用設備は整うもランニングコスト重め

 朝日ラ・パリオ桜丘の住戸は専有面積が40㎡台から70㎡台までの、コンパクトなファミリー向け住戸をメインに構成されます。
 マンションは雁行設計のため角状の住戸が多く、また複数のバルコニーが設置されているため、採光性や風通しが一般のマンションと比べて相当優れてそうな印象ですね。

 また朝日ラ・パリオ桜丘は3階建ですが、ちゃんとエレベーターも付いているので永住に適うマンションと言えそう。
 ただし全23戸とやや小ぶりであるがゆえにマンションの維持費は割高になり、管理費と修繕積立金の平米単価は630円(2025年1月現在)のそれなりの負担となっています。

 最後にマンションは壁式工法で建てられたことから、リノベーション工事に伴う間取りの可変性が乏しくなっています。
 そのためリノベーション工事を前提とした購入にあっては、間取り変更ができるかどうか事前に確認しておかなければなりませんのでご注意を。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。