日商岩井豪徳寺マンション

Overview

マンション概要

マンション名

日商岩井豪徳寺マンション


交通

世田谷線「上町」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区世田谷3-11-27


建築年月

1975年 4月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造8階建


総戸数

124戸


新築分譲主

日商岩井


施工会社

岡崎工業


専有面積

44.40m2 〜 82.49m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


舶来文化が匂う巨大艦隊のマンション

 日商岩井豪徳寺マンションは1975年に大手商社の日商岩井(現、双日)によって分譲された、8階建のマンションです。
 日商岩井豪徳寺マンションは「上町マンション」「東建第2上町マンション」と並んで、世田谷線(通称:セタ線)上町駅の北口一帯を占める巨大マンション群の一角であり、上町マンションと東建第2の間に、さながら最後のピースとして建設されました。

 そんな日商岩井豪徳寺マンションの外観はド迫力そのもので、まるで大海原に浮かぶ巨大艦隊のようでもあります。
 主に海外を主戦場とする日本の大手商社が手掛けたマンションだけに、そのフォルムからはどことなく舶来文化の匂いを感じさせますね。

世田谷の中心地(?)・上町の実力

 日商岩井豪徳寺マンションはセタ線の上町駅から徒歩3分と至近の立地にある、大規模スケール感が魅力のマンションです。
 上町と言えば世田谷ボロ市で有名で、セタ線のなかで最も「世田谷らしさ」が漂う駅としてセタガヤ民に認知されています(たぶん)。

 マンションから世田谷通り(通称:セタ通)方面に進むとオオゼキ上町店やユニクロ、サイゼリヤなど普段の買い物や食事に便利な店舗が揃っています。
 またセタ通では東急バスが利用でき、ここから渋谷駅や小田急線方面などへのアクセスがスムーズな点も見逃せません。

東建第2と双璧を成す上町北口マンション評価

 日商岩井豪徳寺マンションの住戸は専有面積が40㎡台から80㎡台までのラインナップとなっています。
 ただし70㎡以上の住戸は高層階でわずかに10戸しかありませんので、中古売り物件として出てくるのはあまり期待できないかもしれません。
 マンションは東棟と西棟でシンメトリー(左右対称)の配置がなされ、住戸のほとんどが東向きと西向きにわかれており、東京医療保健大学の施設が被る一部の西向き住戸を除き、どの住戸も概ね陽当りや眺望には恵まれていそうな印象ですね。

 上町駅北口の巨大マンション群で日商岩井豪徳寺マンションは東建第2と双璧を成す価格形成が特徴で、取引される平米単価はほぼ同じ数値で推移しています。
 しかし日商岩井は東建第2よりも専有面積が広いため(総額が大きくなると平米単価は下がる傾向)、実際には日商岩井のほうが取引価格が高いと言えなくもないのですが。 

 セタ線とはいえ駅から徒歩3分と近く、それでいて大規模で管理のしっかりした日商岩井豪徳寺マンションは、リノベーション業者にとって手を出したくなる物件だからか、売り物件の多くはリノベ済みであることが多いです。
 これは一般個人の買主よりもリノベ業者のほうが資金力が豊富なうえ決断も早く、さらに同業他社との競合の末に一般個人の買主よりも買取価格は高くなる傾向にあるからです。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。