テラス千歳船橋

Overview

マンション概要

マンション名

テラス千歳船橋


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区船橋1-34-25


建築年月

1986年 2月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

12戸


新築分譲主

リクルートコスモス


施工会社

新井組


専有面積

73.14m2 〜 87.51m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


リクルートコスモスで珍しいテラスシリーズ

 テラス千歳船橋は1986年にリクルートコスモス(現、コスモスイニシア)によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 同社のマンションと言えばコスモシリーズに始まり、現在はイニシアのブランド名でマンション分譲事業を展開していますが、このようなテラスを冠したマンションも販売していた過去があったんですね。

 そんなテラス千歳船橋の外壁は濃淡わかれるベージュ色のタイルを全面に纏い、閑静な住宅地の東南角地にどっしりとした存在感を放ちます。
 マンションの周りを取り囲むように配置された植栽の手入れも行き届き、日頃の管理の良さを随所に窺わせます。

優れた住環境ながら買い物も便利

 テラス千歳船橋は最寄駅の千歳船橋から徒歩4分と至近でありながら、周辺は低層戸建やマンションが建ち並ぶ閑静な住宅街に立地します。
 マンションは998㎡の敷地にゆったりと建てられ、周辺道路のクルマ通りも限られることから、世田谷らしい青空と緑に囲まれた潤いある暮らしが期待できそう。

 普段の買い物は千歳船橋駅周辺の店舗で事足りるでしょうし、さらに南のワンブロック先には千歳通りがあって、小田急バスの「千歳船橋駅」バス停を使えば京王線の特急停車駅・千歳烏山に15分ほどでアクセスできる点も地味に見逃せません。

低層3階建ならではの強みが満載

 テラス千歳船橋の住戸はワンフロアー4戸×3階で、縦に同じ広さの住戸ラインナップとなっています。
 12戸すべてが南向きの3LDKタイプとなっており、駅までの距離や住環境から見てもファミリーが暮らすのに申し分のない条件が整っています。

 エレベーターはない(通称:エレなし)ものの、2ヵ所ある階段の左右にそれぞれ住戸が振り分けられているため、南北2面バルコニーを採用でき、かつ室内の中央部にライトコートもあって採光性や風通しはトップクラスに良さそうな印象。
 まぁエレなしと言っても3階建なのでそれほどマイナスに働くこともないですし、むしろエレベーターの維持費がかからないことや、前に述べた2面バルコニーなどを考えるとメリットが上回るのではないでしょうか。

 最後にテラス千歳船橋は”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できる可能性が高いことも見逃せません。
 戸数が少ないゆえ成約データも僅かで、所在階による価格差はハッキリしませんが、私の経験上でテラス千歳船橋は1階住戸であっても、最上階の住戸とそん色ない価格で取引されるように感じます。

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周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。