Overview
マンション概要
マンション名
ライオンズマンション松原
交通
京王線・井の頭線「明大前」駅 徒歩7分
京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩6分
所在地
世田谷区松原2-34-12
建築年月
1973年 4月
構造
鉄骨鉄筋コンクリート造14階建
総戸数
76戸
新築分譲主
大京
施工会社
熊谷組
専有面積
44.98m2 〜 73.79m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
吹付に見えるが実はタイル貼りライマン
ライオンズマンション松原は1973年に大京によって分譲された、14階建の高層マンションです。
ライオンズマンション(通称:ライマン)と言えば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして非常に有名。
ライマン松原の外壁は一見すると明るいブラウン色の吹付タイプに見えますが、よ~く見ると小さいスクエア型タイルが貼られており、おそらく上から一気に塗装した結果そう見えるんでしょう。
エントランスに設置されたマンション館銘板は、かつてはライオンが向かい合ってる例のモノでしたが、いつの間にやらマンション名だけが書かれた質素なものに替えられていて、少し寂しい気がするのは私だけでしょうか。
明大前&下高井戸の強力な2駅が利用可
ライマン松原は下高井戸と明大前の2駅がほど近い距離にあるため、新宿や渋谷、吉祥寺などに1本でアクセスできる利便性の高さが魅力。
下高井戸駅周辺は商店街が充実し、明大前駅周辺は学生向けのリーズナブルな飲食店が揃っているのも良いとこどりのできる好立地と言えそう。
甲州街道を走るクルマやバイクの騒音からは逃れられませんが、室内に共用廊下側の開口部は玄関以外ないため、物理的に騒音を最小限にとどめた間取りとなっています。
また駅からは比較的に明るく喧噪な道程のため、女性のひとり歩きも多少安心できるでしょうか。
コンパクトサイズの住戸が多いライマン松原
ライマン松原の住戸は専有面積が40㎡台から70㎡台までありますが、やや広めのサイズは4戸だけで、それ以外はすべて40㎡台の住戸ラインナップとなっています。
駅に近いながらも甲州街道沿いの立地もあってか、おひとりさまやDINKs(まぁ要は郊外一戸建に引っ越す前の仮住まい)をターゲットに企画されたのかもしれませんね。
実際に間取りを見てみると、開口部がバルコニー側の2ヵ所しかない住戸がほとんどのため、実質的に1LDKタイプしかないと言っても過言でありません。
立地は悪くないため、若いうちに買って暮らし、その後の家族構成の変化に合わせて買い替えたり、貸したりするのにちょうど良い条件およびサイズ感と言えますね。
住戸はすべて南向きで、マンション南側隣接地の建物が被らないであろう5階くらいから上の住戸は、眺望が格段に優れていることでしょう。
ただしマンションの西側ポジションの住戸は、南側に5階建の建物が敷地ギリギリに建てられ圧迫感があるため、売り物件が出た際は問い合わせの段階でポジションを確認しておく方が無難です。
最後にライマン松原は築後半世紀を超えましたが、2016年に耐震補強工事を実施しているので、大地震に対する一定の安心感はありそうです。
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