パーク・ハイム経堂

Overview

マンション概要

マンション名

パーク・ハイム経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区宮坂1-20-3


建築年月

1978年 4月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

14戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

鴻池組


専有面積

58.80m2 〜 64.80m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


賃貸マンション然としたパーク・ハイム経堂

 パーク・ハイム経堂は1978年に三井不動産によって分譲された、3階建のマンションです。
 三井不動産と言えば泣く子も黙るメジャーセブンの筆頭格で、現在はパークシリーズが圧倒的な人気を集めますが、パーク・ハイム経堂を販売したころの三井は、あまりマンション開発に力を入れていたように感じ取れません。

 そんなパーク・ハイム経堂の外壁は昭和のマンションにありがちなホワイト色の吹付タイプで、特段これといった「三井らしさ」を微塵も感じさせません。
 マンションにエントランスと呼べるものもなく、何となく賃貸マンション然とした佇まいからは何ともコメントしづらさがありますね。

烏山川緑道が近く閑静な住環境が魅力

 パーク・ハイム経堂は最寄駅の経堂から徒歩10分とほどほどの距離にあり、烏山川緑道にも近い閑静な住環境が魅力です。
 ただ烏山川緑道が近いと言うことは土地が低いことでもあり、ハザードマップの浸水リスクが高めであることに注意が必要です。

 マンション南側道路の城山通りはクルマの交通量がそれほど多いくないうえに、幅員にゆとりがあって静かで落ち着いた暮らしが期待できそう。
 普段の買い物は経堂駅周辺で事足りるでしょうし、桜木中学校真下の「桜木トンネル」開通に伴い、世田谷通りへのアクセスも良好となったのも有り難いですね。

3パターンのみの住戸構成&エレなし

 パーク・ハイム経堂の住戸は専有面積が58㎡・62㎡・64㎡タイプの3パターンのみの構成となっています。
 住戸はすべて3DKタイプで、狭いながらもギリギリ居室を3つ確保して真ん中にダイニングキッチンを配した間取り。
 ただマンションは壁式工法で建てられているため、リノベーション工事によって間取りを大きく変更することは難しそうで、リノベ前提で購入する際にはあらかじめ注意したいですね。

 またすべての住戸にトランクルームが付いており収納力を高めるいっぽうで、パーク・ハイム経堂にはエレベーターが付いておりません(通称:エレなし)。
 まぁ言うても3階建なのでエレなしがそれほどマイナスに働くことは考えづらく、エレベーターの維持・改修コストが不要なぶん、むしろプラスに捉えられるのではないでしょうか。

 マンションは旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)で建てられていますが、私の経験上、壁式工法の3階建マンションは耐震性能が高いです。
 パーク・ハイム経堂は耐震診断を実施した過去があるようで、その診断結果を私は見たわけではありませんが、おそらく新耐震基準を満たしている可能性が高いと想像しますよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。