THEパームス世田谷桜

Overview

マンション概要

マンション名

THEパームス世田谷桜


交通

世田谷線「上町」駅 徒歩5分


所在地

世田谷区桜1-27-32


建築年月

2007年 2月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付5階建


総戸数

108戸


新築分譲主

東誠不動産


施工会社

戸田建設


専有面積

49.93m2 〜 84.02m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


中規模でドッシリとしたTHEパームス世田谷桜

 THEパームス世田谷桜は2007年に東誠不動産(現、トーセイ)によって分譲された、5階建のマンションです。
 同社の歴史は意外と深く、THEパームスの名を冠したマンションは1990年代から販売を開始し、現在は分譲マンションのほかに新築戸建やオフィスビルなど総合不動産開発事業を展開しています。

 そんなTHEパームス世田谷桜の外壁はナチュラルなアイボリー色のタイルがメインに貼られ、全108戸と中規模タイプのドッシリとした佇まいに荘厳さを感じます。
 バルコニーに採用された半透明パネルが陽に照らされ眩しく輝き、マンション全体にキラキラした明るさをもたらしてくれますね。

買い物に便利でファミリー向けの立地

 THEパームス世田谷桜は道路幅にゆとりのある南・東・西の三方角地に加え、北側隣接地には区立桜木ふれあい緑地に面する圧倒的な開放感が魅力のマンションです。
 それぞれの道路は現状それほど交通量が多くもないため、ファミリーにとって暮らしやすそうな住環境と言えそうですね。

 普段の買い物に関してはサミットストア桜店やオオゼキ上町店が近くになるので、特売日に合わせて上手く使い分けられそうです。
 マンションから小田急線や田園都市線の駅まで遠いのが難点ですが、世田谷通りの東急バスを使えばそれもいくぶん解消できるでしょう。

所在階によるマンション内価格差に要注意

 THEパームス世田谷桜の住戸は専有面積が70㎡台を中心とした、ファミリー向けの住戸が多くラインナップされています。
 上町駅以外の電車アクセスは良くないですが、住環境や住戸の広さを重視するファミリー層にとってピッタリの住戸が多いのは好印象です。
 マンションはカタカナの”ロ”の字の形状をしており、中心部に中庭を設けることで、すべての住戸の陽当りを確保していますね。

 そしてTHEパームス世田谷桜は登記簿では地下1階付5階建となっていますが、実質的には6階建のマンションであり、エントランス階が2階にあたるため、1階住戸は階段かエレベーターで降りなければなりません。
 そのため1階住戸は、陽当りや眺望が一般的な1階住戸と比べて劣る点は事前に把握しておきましょう。

 2023年中に取引されたデータにおいて、1階住戸と4階住戸の価格差(※平米単価)が10%開いて成約していますので、所在階による価格差にはじゅうぶんな注意が必要と言えそうですね。
 ついでに2階住戸と言って喜んで見に行くと、道路面(通常の1階)の住戸である可能性が高いので、ガッカリしないように事前に確認しておきましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。