八幡山ビューグリーン

Overview

マンション概要

マンション名

八幡山ビューグリーン


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩2分


所在地

世田谷区上北沢4-35-15


建築年月

1981年 3月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造12階建


総戸数

39戸


新築分譲主

亀山製絲


施工会社

亀山建物


専有面積

64.95m2 〜 73.71m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


亀山製絲が造った八幡山ビューグリーン

 八幡山ビューグリーンは1981年に亀山製絲によって分譲された、12階建の高層マンションです。
 同社は1911年設立で現在も繊維・不織布の製造、加工販売などを展開する、本社が三重県亀山市にある老舗会社ですが、1970年代から1980年代前半にかけて、本業とは別に世田谷を中心としてマンション分譲事業を手掛けていました。
 ビューグリーンとは、さしづめ”view green(緑を眺める)”ということなのでしょうが、八幡山ビューグリーンはもちろん、どのビューグリーンも公園に隣接している訳ではないので、イメージ先行で命名されたであろうことは想像に難くありません。

 そんな八幡山ビューグリーンの外壁はレンガ調タイルが貼られ、バルコニーのすりガラスが太陽の光を反射し輝きを放ちます。
 エントランス前や甲州街道沿いに設置された制震ブレースは物々しいながらも、何となく安心感が得られますね。 

住環境良好と言えないが駅近は最強かも

 八幡山ビューグリーンは最寄駅の八幡山から徒歩2分の距離にあって、通勤通学や駅周辺の買い物やグルメにとても利便性の高い立地です。
 マンション北側は甲州街道で西側は赤堤通りであるため、お世辞にも住環境が優れているとは言えませんが、まぁ駅徒歩2分のパワーワードがそのあたりのネガティブさは消し去ってしまうかもしれませんね。

 余談ながら、八幡山ビューグリーンは西側の赤堤通りを挟んで世田谷と杉並との区境となっております。
 そのため、ご近所さんでもお子さんが通う公立の小中学校は別々になることがありますので念のため。

南側は区立駐輪場で陽当り・眺望は申し分なし

 八幡山ビューグリーンの住戸は専有面積が60㎡台から70㎡台の、間取りが計4パターンの構成となっています。
 多少の住環境の悪さに目を瞑れば、通勤通学や買い物に便利な立地であるがゆえ、ファミリーが暮らすメリット多数であることは間違いありません。
 すべての住戸は南向きで、マンションの南側隣接地は世田谷区が運営する駐輪場のため、現在の陽当りや眺望はこの先も確保されることでしょう(たぶん)。

 マンションはギリギリ旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)ですが、前に述べたように耐震補強工事を行っているため一定の安心感はあります。
 そしてマンション全体がオール電化を採用し、安全性は高いものの、昨今の高騰する電気料金には頭を悩ませることが多くなるかもしれません。

 また、マンションの1階は店舗と駐車場で利用され、住戸は2階より上となっています。
 とりわけ八幡山ビューグリーンの2階住戸は、広々とした専用庭が付設する戸建感覚のスペシャルな住戸となっていますので、刺さる人には間違いなくぶっ刺さりますよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。