ヴィンテージ世田谷桜丘

Overview

マンション概要

マンション名

ヴィンテージ世田谷桜丘


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区桜丘4-12-2


建築年月

1998年 4月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

26戸


新築分譲主

山忠建設


施工会社

栗本建設工業


専有面積

32.68m2 〜 60.97m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


まだまだ築年数の古くないヴィンテージ世田谷桜丘

 ヴィンテージ世田谷桜丘は1998年に山忠建設(2019年に破産)によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 同社は1990年代に東京都内で、ヴィンテージシリーズのマンション分譲事業を手掛けていました。
 マンション名のヴィンテージとはまさに”vintage(古くて価値が高い商品)”を指しますが、それほど築年数が経過していないこともあり、いわゆるヴィンテージマンションと呼ばれるものは現時点でなさそうです。

 そんなヴィンテージ世田谷桜丘の外壁は明るめの濃淡わかれるブラウン色のタイルを纏い、まるで山田建設のマイキャッスルに瓜二つのフォルムに仕上がっています。
 エントランスは半地下となっており、1階住戸は道路面より少し高くなっているため、陽当りやプライバシー性が一般的な1階よりも条件が良さそうですよ。

低層住宅街に立地し、子育てに最適

 ヴィンテージ世田谷桜丘は閑静な住宅街のなかにあり、南北両面道路に面する開放的な雰囲気が魅力です。
 マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できそう。

 目の前の道路はそれほどクルマは通らないですし、近隣には割と大きめの農園が点在していて、長閑で子育てに適した住環境と言えそうです。
 買い物に関しては駅周辺のスーパー、ないしサミットストア砧店&砧環八通り店が近いので、困ることはないでしょう。

住戸のポジションによる眺望の違いに注意

 ヴィンテージ世田谷桜丘の住戸は専有面積が30㎡台から60㎡台までのラインナップとなっています。
 立地や住環境を鑑みるとファミリーが暮らすのにピッタリの条件が揃っているように感じますが、マンションに3LDKの間取りがないのは少し残念です。
 住戸は南向きが多いのですが、バルコニー先が道路と隣接地の建物が被るポジションにわかれるため、一口に南向きと言っても陽当りや眺望に差があるのは覚えておきましょう。

 3階建と聞くと一瞬不安になりますが、安心してください。ヴィンテージ世田谷桜丘にエレベーターは付いています。
 またマンションは壁式工法で建てられているため、住戸によって水周りのサイズを大きくしたり、リビングと横の居室の壁を取り払って広げたりできませんので、リノベ前提での購入は慎重に検討したいところです。

 最後にヴィンテージ世田谷桜丘は”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階住戸も比較的に高値で売却できる可能性が高いことも見逃せません。
 ただし前にも述べたように住戸のポジションによって眺望の良し悪しに差があるため、このマジックが万能でないことは忘れないようにしてください。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。