




Overview
マンション概要
マンション名
パーク・コート弦巻
交通
田園都市線「桜新町」駅 徒歩11分
所在地
世田谷区弦巻3-22-25
建築年月
1991年 2月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付7階建
総戸数
54戸
新築分譲主
三井不動産
施工会社
清水建設
専有面積
61.56m2 〜 174.59m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
車寄せと庇がシンボリックなパーク・コート弦巻
パーク・コート弦巻は平成バブル崩壊直後(おそらく当時は気付いていなかった)の1991年に三井不動産によって分譲された、7階建のマンションです。
三井のマンションと言えばパークシリーズで知られ、ベースグレードのパークホームズ、そこからパーク・ハイム、パーク・マンションと序列を上げますが、そのいっぽう数少ないながらも高級路線のパーク・コートを限定的に販売しました。
穏やかな印象のパークホームズやパーク・ハイムと比べると、やや拡張高い雰囲気がパーク・コートの特徴。
そんなパーク・コート弦巻の外壁は薄色(薄いパープル色)のタイルを全面に纏い、そのフォルムからは平成バブルのゴージャスさを存分に味わえます。
エントランスにはじゅうぶんな広さの車寄せがあり、その長い庇はパーク・コート弦巻の顔ともいえるシンボリックな印象をもたらしますね。


遊歩道に面し、さながら三方角地の立地
パーク・コート弦巻は閑静な住宅街である弦巻の北西角地に佇み、さらにマンション南側は遊歩道に面する開放的な雰囲気が魅力です。
周辺の道路はそれほどクルマも通らないため、静かで落ち着いた暮らしが期待できることでしょう。
普段の買い物はサミットストア弦巻通り店やオオゼキ上町店が利用できますが、ものすごく近い距離という訳でもありません。
マンション南方で長年営業してきた「弦巻ゴルフ練習場」はついにマンションに建て替えられることが決定し、今後の住環境はさらに良くなるのでしょうね。
高級感はあるが、時代に合わないルールや設備
パーク・コート弦巻の住戸は専有面積が70㎡台から100㎡台をメインとしつつ、最も広い住戸は驚愕の174㎡タイプとなっており、まさに平成バブルの饗宴といった感じですね。
時代からか居室はゆとりのある広さが大きな特徴で、ちゃんとした3LDKになると100㎡以上の住戸となり、価格がそれなりになってしまう点は注意が必要です。
多くの住戸では南・北の2面バルコニーが付設しているためプライバシー性に優れ、採光性や風通しも良さそうな印象です。
ただ、パーク・コート弦巻が建てられたころの三井マンションで残念なのは、室内の床がフローリング禁止でカーペット敷き必須なところでしょうか。
現代はフローリング貼りの床が一般的であり、特に小さなお子さんのいるご家庭でカーペット敷きの生活は、子どもが食べ物や飲み物をこぼしたときを想像するとゾッとしますね。
最後にパーク・コート弦巻には、1戸につき1台の地下駐車場の専用使用権が付いてくるのは考えものです。
駐車場は利用の有無に関わらず使用料が徴収され、管理費・修繕積立金と合わせると毎月10万円近い(※123㎡タイプの場合・2023年1月現在)ランニングコストが発生するのは少し痛いですね。
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